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Review List of ユローヂィヴィ 

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     2018/08/10

    自然をテーマとして作曲された作品は数知れないが、ダンディの『山の詩』はエレガントで甘くロマンチックだ。

    『旅の画集』は管弦楽編曲版より、オリジナルのピアノ版の方が控えめで、聴いていて心地よい。

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     2018/08/05

    ベートーヴェンの交響曲の中で第3番だけがどうしても好きになれなかった。
    名指揮者による録音を幾つか聴いたが、このバーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルによる演奏で初めてこの作品が傑作であることがわかった。

    第1楽章の生き生きとしたリズム。
    第2楽章の深み。
    勢いも美しさも兼ね備えたニューヨーク・フィルの魅力も味わえる演奏だ。

    楽曲アナリーゼはこの作品のほんの一部の解説なので、全曲にわたっての分析をして欲しかった。

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     2018/08/05

    交響曲、管弦楽曲、オペラのアリア、室内楽曲、声楽曲とボロディンを知るならこの1枚から。

    名曲、名演奏揃いです。

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     2018/08/02

    スクリャービンの友人で作曲家・評論家のレオニード・サバネーエフが書き、ラフマニノフも読んだという名著がついに日本で出版された。

    スクリャービンの音楽と人を知るための最高の本だろう。

    ただし、スクリャービンの創作の上で欠かせない神智学に関しての話も多く、評伝のように生い立ちや個々の作品解説をしているわけではないのでスクリャービン入門としては向かないかもしれない。
    また、音楽に関する専門的な知識があった方が楽しめる内容になっている。

    この本で特に興味をひかれたのが『プロメテウス』についての部分だった。
    光りとともに演奏するという考え方は現代のプロジェクションマッピングのアイデアのようだ。
    そして『プロメテウス』の演奏では、オーケストラの団員のポーズに多くの演劇性が必要だと言ったり『法悦の詩』で指揮者クーセヴィツキーに「もだえ」を示す身振りを指示したとあるが、これらはシュニトケの先駆けのようだ。

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     2018/08/01

    近年、有名レコード会社では作曲家の作品全集や指揮者、演奏家の録音全集が発売されているが、CHANDOSレコードからはそのような全集が発売されなかった。

    今回やっとネーメ・ヤルヴィのBOXが出たと思ったら録音全集ではなく選集だったというのが残念だ。
    どうせなら録音全集を出して欲しかった。
    そういう意味で☆を4にした。

    今年(2018年6月)にロシアの名指揮者ロジェストヴェンスキイが惜しくも亡くなった。ロジェストヴェンスキイもCHANDOSレコードに多くの素晴らしい録音を残している。それらを是非、ロジェストヴェンスキイ録音全集として発売して欲しい。

    ネーメ・ヤルヴィはまだまだ活躍中で、その意味でまだ録音全集が発売されないのだろう。

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     2018/08/01

    これは繰り返し観たいレクチャーだ。

    ハーバードの学生向けだけに、音楽楽に関わらず専門的な用語が出てくるものの、音楽ファン必見の素晴らしい講義だ。

    レクチャー2、3では音楽を言語学から分析していく講義が実に興味深い。

    モーツァルトの交響曲第40番の録音を流しながら分析する所は感動的だった。
    モーツァルトがいかに天才なのかも改めて実感した。
    また、バーンスタインが作品をどのように解釈・分析しているのかも興味深い。

    音楽をいかに説明するかという難しい問題に取り組み、西洋音楽はどのような方向に向かっていくのかという、過去の音楽遺産のみに焦点をあてるのではなく、未来の音楽について、「答えのない問い」について常に問い続けるという姿勢が素晴らしい。

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     2018/07/31

    子供も楽しめる楽しい歌劇『皇帝サルタンの物語』。

    この公演の演出もどちらかというと子供向けになっている。
    この商品にはあらすじとしてアニメ『皇帝サルタンの物語』の一部が幕間に挿入されている。(セリフは入ってない。)実際のマリインスキイ歌劇場の公演ではこの映像を幕間にスクリーンに流すことはしていないだろう。

    歌劇『皇帝サルタンの物語』はCDの全曲録音も少なく、国内盤が将来発売されることもないだろうと思っていたら思いがけなく日本語字幕付きの映像が発売さた。

    おとぎ話を題材としたリムスキイ=コルサコフの作品では歌劇『雪娘』も有名だが、こちらも国内盤の録音や映像がない。是非ともこのシリーズで出して欲しい。

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     2018/07/30

    素晴らしい。名盤です。

    さすが本家メロディアからショスタコーヴィチの協奏曲全集を出すだけあって、大変凝った企画になっている。

    ソリストが作品ごとに違うというのも面白く、個々の作品の魅力を最大限に弾きこなすソリストが選ばれていると思う。

    ピアノ協奏曲第1番のゲニューシャスは一音一音が粒だっていて、曖昧にせず弾いている所が印象に残った。

    ピアノ協奏曲第2番のマスレーエフはショスタコーヴィチの自作自演の録音を意識(参考に)しているのか、第1楽章では破綻を恐れず加速したり、第3楽章ではライブ録音のようなスリリングさがある。

    チェロ協奏曲第1番で特に感じたのだが(全ての演奏でも言える。)、ソリストにオーケストラが切り込んで行くようなスラドコフスキの指揮もいい。

    音質がとても良く、ソロとオーケストラ・パートの音量のバランスが絶妙だ。

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     2018/07/30

    いい意味で予想外だった。

    ロジェストヴェンスキイによる19世紀の音楽は、スヴェトラーノフなどのロマンチックな指揮のイメージが染み付いている人にはあっさりして物足りない気がするのだが、この演奏は冷静ではなく、愛情を持って丁寧に仕上げている。

    音質も美しく、金管楽器のクリアな音も素晴らしい。

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     2018/07/30

    ピアノ作品全集第2集では、『5つのエスキース』や『エチュード-ノクターン』など実験的な作品が並ぶ。

    中でもピアノ・ソナタ「スクリャービンの思い出」はサバネーエフの最高傑作と言えるだろう。

    サバネーエフはスクリャービンの芸術のよき理解者であっただけでなく、スクリャービンの目指した芸術の後継者でもあったことを感じる。

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     2018/07/30

    サバネーエフの小品を収録したピアノ作品全集1。

    ショパンの影響を受けたのであろう華やかでロマンチックな音楽からスクリャービンの影響による作品まで、サバネーエフの真価を問う貴重なピアノ作品全集だ。

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     2018/07/29

    イギリスの作曲家ボーエン。

    『子守歌』、『舟歌』はどこかジャズぽさのある作品。

    夢見心地の『かわいい組曲』も素敵だ。

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     2018/07/29

    ユーリ・ファリクの『Concerto Della Passione,』と『管弦楽のための協奏曲第2番 交響的練習曲』を収録する。

    チェロと管弦楽のための協奏曲である『Concerto Della Passione』は「ラクリモーサ」、「ディエス・イレ」、「リベラ・メ」、「ルクス・エテルナ」からなり、イタリア語のPassioneは情熱と訳すのか受難と訳すのかどちらだろうか?
    「ラクリモーサ」などの副題から考えるとレクイエムの要素のある宗教的な作品ということで『受難協奏曲』となるだろう。

    ファリクはロストロポーヴィチにチェロを学んでおり、チェロのための作品に特に力を入れているのだろうか?
    味わい深い作品だ。

    管弦楽のための協奏曲第2番「交響的練習曲」はなかなか興味深い曲で、コンサートのプログラムに並べてほしい作品だ。

    演奏はアレクサンドル・ドミトリエフ指揮、サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団。
    2曲とも素晴らしい演奏だ。

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     2018/07/17

    個々の作品はタイトルからくるイメージの通り。作曲家自身のルーツが音楽になっているので一概に異国趣味では片付けられない。

    『ピアノ小品第2集』は特に美しい作品だ。

    日本人にはモーツァルトやベートーヴェンよりも、この音楽の方がよっぽど心にしみるのではないだろうか。

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     2018/07/16

    近年カラーエフの録音が増えていることがロシア・ソヴィエト音楽ファンにはとても嬉しい。

    カラーエフの音楽は同時代の作曲の流れからは時代遅れと片付けられてしまうかもしれないが、作曲された時代に関係なく価値のある作品としてこれから広く知られていって欲しい。

    『24の前奏曲』は何とも言えない不思議な魅力にあふれた作品だ。
    カラーエフに興味をおぼえること間違いなしだと思う。

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