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まさやん さんのレビュー一覧 

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     2021/07/07

     ベルダーは着実にバッハのチェンバロ曲の録音を進めてきたが、バッハ30代半ばの傑作であるイギリス組曲がやっとでた!フランス・クラヴサン曲の優雅さを醸し出しつつ、対位法を駆使した構成美と力強さや華やかさももつプレリュードとジーグを両端に配して各組曲を引き締めていて、さすがバッハと思ってしまう。円熟期に入っているベルダーの演奏も素晴らしく、特に第4番ヘ長調のプレリュードは時に演歌のこぶしのようなものさえ聞こえるくらいの熱演となっている。今後、フランス組曲やパルティータも録音してほしいと思う。

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     2021/07/07

     ヨハン・クリーガーの作品は初めて聞くが、当時のフランス・クラヴサン曲の優雅な響きに似た音が随所で聞こえてきて、クリーガーは実はフランス人なのかとさえ思えてくる。演奏しているタチヤナ・ヴォロビヨーヴァ(ラトヴィアの出身)も初めて聞く人だが、テクニックはしっかりしているし、フランス・クラヴサン曲の軽やかな優雅さもちゃんと表現していて、良い演奏をしている。録音も良く、チェンバロの美しい響きを堪能できる。

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     2021/07/06

     フランソワ・クープランと同時代のシレト(彼の曲は初めて聞くが)のチェンバロ組曲集である。いずれの曲もフランスバロックの響きが聞き取れ、優雅であるが、少し軽やかさやウィットに欠け、まじめな感じの曲が多い。これはシレトがオルガニストであったことや、生涯故郷のTroyesを出なかったことによるかもしれない。そんなシレトのチェンバロ曲をヴェラ・アルペロヴィチとダニエレ・ルカ・ザンギがこれまたまじめに演奏しており、2人の個性の違いが聞き取れるのも面白いと言えるかな。

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     2021/07/06

     タイトルの『イミグリム』って何?と思いながら第1巻を買って読んだところ、なかなか面白くて第2巻も買ってしまった。主人公の「あっちゃん」と伯父の「ゆきちゃん」、悪魔レヴィの心の触れ合いがだんだんと深まってシリアスな場面が多くなり、他の悪魔や魔物も登場して話が盛り上がり、最後は一応ハッピーエンドへ。これでもう終わりなのが残念なくらい面白かった。おまけの番外編も良かったです。そのうち続きが出ないかな……。

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     2021/07/06

     『イン・ザ・ポケット』がとても良かったのでこちらも購入。「魔法自家発電」と「2人時間」の発想の素晴らしさに感動!人間の温かみが素晴らしい。「WHOにつける名前」は手塚治虫さんの鉄腕アトムの精神につながっている作品で、私らの年代にはどこか懐かしい。「おてんきはんばい」はクスッと笑える傑作短編。4作品とも心を豊かにしてくれるファンタジーです。これを読んで乾いた心を潤してみませんか。

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     2021/05/28

     4曲ともUruさんらしいきれいな曲。個人的には、優しく語り掛けるような「無機質」が一番好きかな。「ドライフラワー」と「ブレイク」はピアノ伴奏だけなので、Uruさんの少しかすれた透明な歌声が際立って美しい。もちろんピアノ伴奏もすごく素敵な出来栄えです。夜にこの4曲を聞き終えると、何とも言えない安らいだ余韻が残り、窓の外の風の音が耳に心地よい。

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     2021/05/21

    4曲ともとても良い曲で至福の時間が流れていきます。とりわけ「プロローグ」はUruさん作詞作曲のベスト3に入る名曲です…(きっと)。「雪の華」はすごく雰囲気のあるバラードで、雪の降る静かな夜を想像しながら聞くととても幸せな気持ちになれます。おまけのDVDはUruさんの姿は小さいけれど、生のコンサートの様子が感じられてよかった。

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     2021/05/21

     「矛盾、はじめました」はこれまでとは違って、少しバラードっぽいポップ調で大人っぽさが感じられる良い曲で、3人ともよく頑張って歌っている。「楽園の余韻」はとても楽しい曲で、3人とものりのり!NHKEテレの「みんなのうた」にとり上げても良い曲です。

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     2021/04/25

     第7巻では女騎士との出会いから辺境競武会への新たな旅が始まる。第44話「奇襲」第45話「死闘」では緊迫した場面が続くが、そんな中でも騎士道精神をみせるローエンは品格が高い。最終ゴールは霊峰フューザか?と思わせるが、まだまだ先は長そうだ。今後の展開が楽しみである。それにしても菊石森生さんの絵は人も人外も自然も細かいところまで丁寧に描いてあり素晴らしい。

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     2021/04/25

     第9巻では吉岡家(特にゲンジとさちよ)との絡みが多く、人間の心情が描かれる場面が多いせいか、ロボットのポン子の人間味?がいつもよりもやや強い。この漫画は基本的にコメディーであるが、時折シリアスなところが見られ、単なるギャグマンガでないところが良く、かつての松竹新喜劇のように大人でも楽しめる。次巻が最終巻との予告(この予告もいつも面白い!)が出ていたが、ラストはどうなるのかが気になるし、最終巻では何かおまけのエピソードページがあると良いな……。

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     2021/04/24

     秋鹿ユギリさんの漫画は初めて読むが、表紙の絵が可愛らしくしかも丁寧に書かれていていい感じ。魔女ものが好きなので購入したが、当たりであった。へたれで純情、可愛らしいアリアと謎の狼グウィンとのやりとりがよく、アルヴィンとコリー、セオドア、まだ名前が出てこない副社長、魔女の祖母ガニエダなどの登場人物との絡みは今後どうなっていくのか、グウィンとガニエダの関係は?、そして魔女のアリアはどう成長していくのか、コミカルだけどシリアスな匂いも感じる「ブナの森とアリア」の第2巻の発売が楽しみである。

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     2021/04/24

     谷和野さんの漫画は初めて読んだが、自分の好みとぴたりと合う作品でした。まず表紙の絵がとてもいい感じで、タイトルの「イン・ザ・ポケット」も何だろうと気にかかった。中身を見てみると、最初、萩尾望都さんの作風と少し似ているなと感じたが、読み進むと、その独特な雰囲気に魅了され、1話読んではその余韻に少し浸り、次の話が読みたくなるという感じで、最後まで読み終わると、何とも言えない満足感に満たされた。当然のこと、他の作品も読んでみたくなり、HMVオンラインショップで注文してしまいました……。

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     2021/04/17

     ドゥニ・ゴーティエの4つの組曲は穏やかなテンポの曲が多く、とても優雅で上品な感じがする。その分、テンポの速い曲はとても生き生きして軽快に進む。伯父のエヌモンの2曲のシャコンヌはやさしい素朴な変奏がなされ、これまた上品である。フランスリュート音楽の絶頂期の音楽をベイルズはその高貴さを失うことなく現代によみがえらせてくれている。とても優雅な時間が流れる曲集である。

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     2021/04/13

     ト短調のソナタはチェンバロ、二長調のソナタはオルガン、ト長調のソナタはヴァイオリンと通奏低音としてオルガンとガンバがソロガンバの相手をしており、ト長調のトリオ・ソナタではフルートのパートをガンバが担うなど、工夫が凝らされている。少し遅めの落ち着いたテンポですべての曲が演奏されており、刺激的ではなく、まじめで温厚な演奏である。マイネッケのガンバは雅でやわらかな音で満ちている。録音状態も良い。ただ、バイオリンとの共演ではガンバは少し目立たなく、バイオリン主役の曲として聞こえるのはやむおえないか…。

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     2021/03/21

     当時、ベートーヴェンと並ぶ音楽界の巨匠とされたフンメルのピアノソナタ全曲であるが、彼自身が優れたピアニストであったため、いずれも技巧性が高く、また情感も豊かで聞きごたえがある。第1番、2番はまだモーツァルトのような響きがするが、それがまた心地よい。第3番はフンメルの個性が感じられるが、第3楽章の後半でモーツァルトのジュピター交響曲終楽章の有名なテーマが出てきて、フーガを形成するところは「おお!」とさせられる。第4番も充実した曲であるが、円熟期の第5番と6番はまさに名曲で、古典派の枠を超えて、ロマン派の響きが聞こえるが、それは第2楽章に顕著である。第6番の終楽章の後半は荘重なフーガとなっており、晩年のベートーヴェンのようである。マストロプリミアーノは繊細なニュアンスが出せるフォルテピアノの特徴を十二分に生かして情感豊かで、時に遊び心も感じさせる自由自在な演奏をして、フンメルの曲の良さを引き出している。モーツァルトの「フィガロの結婚」の主題による幻想曲は、フンメル晩年の作品で、彼のモーツアルトへの敬愛の念が感じられる良作で、マストロプリミアーノも気持ちを込めて弾いている。フンメルのピアノ曲は現在、コンサートやCDで取り上げられることがほとんどないが、何ともったいないことか。

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