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TOP > My page > Review List of Dinkelbrot
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3 people agree with this review 2013/06/26
マーキュリーリビングプレゼンス第1集に入っていたので聞く機会を得たが、そうでなければ名前も知らないままだったかも知れない。女流とは思えない、力強くかつ粒立ちのある演奏ばかりである。特にリストのはっきりとした美しさには感嘆しました。リストは深みを感じられずあまり好きでなかったが、こういう風な演奏ならば美しさと技巧を楽しむことができる。
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2 people agree with this review 2013/03/30
あまり評判が良いので当方も購入しました。違いを確認しようと60年代のカラヤンの全集と聴き比べています。演奏時間はカラヤンより若干長めのものが多いようです。カラヤンは流麗かつ滑らかで、後のより豊潤な演奏に比べ颯爽とした感じが残っており、これはこれでなかなかいいなあと思いつつ...クリュイタンスを聞いた当方の印象は、こちらの方がゆっくりな演奏が多いにかかわらず緊張感があるように思えました。途中で他の楽器が入ってくるときにわずかに遅らせて入ることがあり、このようなコントロールを行っているのであれば楽員も緊張感を持って演奏しただろうと思います。クリュイタンスも戦後のベルリンフィルを指揮するフランス人として気負いや意気込みもあったかも知れません。5番の4楽章32小節で管が1拍遅れて音程を上げる所がかなり強調されており、演奏ミスかと思ったほどです。 絶賛されている6番もカラヤンに比べゆっくりとしていますが、やはり相当コントロールされているように聞こえました。ただテンポはこのくらいゆったりしていたほうが雰囲気が出て良いと思います。 録音は、レコード会社も、エンジニアも録音場所も違っているのに、60年代のカラヤンのオーケストラの音とそんなに違わないことが逆に驚きです。
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0 people agree with this review 2013/03/23
端正な演奏である。半世紀前の演奏がまとめて良い音で聴けるということだけで喜ぶべきこだろう。ただこれだけの名手が揃っていたのだから、もう少し遊び心があったらなあ...良い点は比較的珍しい曲が含まれていること。元のLPのオリジナルジャケットで、曲目の組み合わせもそのままであること。録音時間は1枚当たり約30分から60分で、2枚分が今のCD1枚に収まりそうだ。でもこの程度の長さだと1枚を一気に聴いて取り替えるのにちょうどよい。CD5からは全部ステレオとなっているが、CD5のコダーイはステレオ感がちょっと変に聞こえる。
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1 people agree with this review 2013/03/20
おおこれは素晴らしい。僅かにルネッサンスの響きが残っているようにも思えるが、生年がワイスと100年違うとはとても思えない。多声でありメロディーも和声も美しくまた古さを感じさせない。演奏も良し、録音も柔らかく、広がりが十分に捕えられている。続編を是非お願いしします。
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編曲物も含め、ソロ曲はこれで全部らしい。廉価版ではNaxosでもソロ全曲を含むCDが出ている。これに比べ、本CDの演奏はかなり早い。もう少し憂いを帯びたような、連綿とした演奏をして欲しいように思えるのは、うますぎるせいか、録音が良いせいか。何回か聞いていたら、これはこれで情感のこもったものに聞こえてきた。 リョベートはあまり人付き合いもせず鬱気味であったらしい。59歳で亡くなっているが、インターネットの情報では肋膜炎であったらしい。biographyについてはあまり詳しくライナーノートに記載されていない。MGG辞典にも僅かな行数しかない。それにしてもこのライナーノートは読みにくい。イタリア語版の翻訳らしく、原本はwww.brilliantcallsics.comで入手可能とあったのでトライしたがどこにあるのか。
8 people agree with this review 2013/02/11
最初のOp.18から聞き始めた。爽やかでモーツァルトの作品かと思わせるような演奏だ。後期の作品になるとさすがに重厚さが加わるが、一貫して爽やかかつ柔らかくふくよかな響きである。10枚目のCDで、歴代の団員のインタビューがあったが、コンビチュニーの方向とは相容れるものであったが、マズアとは合わなかったというのは面白かった。久しぶりにコンビチュニーのシューマンを聞いてみると、確かに似たような響きがするようにも思える。10枚目には、ズスケが第1バイオリンのOp.131のライブ演奏の一部があったが、これがとても良かった。別売しないものだろうか。つられてズスケ四重奏団のLPを引っ張り出して聞いてみた。これもいい演奏で、今回のゲヴァントハウス四重奏団より好みかなあ。いずれにしても東独時代あるいはそれ以前からの響きは引き継がれているようだ。伝統の力は素晴らしいものだ。
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0 people agree with this review 2013/02/09
評判が良いので購入。以前購入したEMIのマーラー全集に入っていたクレンペラーの2番および大地の歌と比較すると、確かに多少音が柔らかくなっているようだ。これは良い音になったというのだろうか。そういえば、昨年購入して気に入ったサンソン・フランソワのセットもフランスEMIだ。これはクリュイタンスのベートーベンセットも期待がもてそう。早く注文することにしよう。ところで、クレンペラーの7番は確かに遅いが、これはこれで味があって良いのでは。最終楽章に続いて9番が始まるが、7番が同じような遅いテンポなので続きの楽章にも聞こえてくる。面白い効果だ。マーラーの作品の連続性について新たな面を見たような気がする。
3 people agree with this review 2013/01/31
安田和信氏推奨の1枚である。評論家はあまり信じないほうだが、趣味が合う評論家であれば耳を傾けよう。かなり前には、佐々木節夫氏も割と良かった。20年以上前だが、イルジャルディーノアルモニコが出始めた頃、酷評していた評論家が多かった。当時これは凄いと思って買い集めた。その後の評価を見れば、いかに評論家があてにならないものか。自分がいいと思って聞くのが一番である。ところで、この一枚、値段抜きでお薦めである。速すぎず遅すぎず、技術的にも十分であり、低音部もしっかりしている。解説書にもある通り、ギャラント趣味の曲だが、できるだけバロックスタイルで演奏しているという。ヴィヴァルディ風なところもあり、アーベルの経験や当時のロンドンの状況からすると、このような色々な要素が混然と集まっていたのだろうか。値段を考えたら破格の内容だ。
0 people agree with this review 2013/01/14
いやーフランス音楽ですね。エスプリですか、冗談めかすところがあるかと思えば、綺麗なメロディーもある。ピアノの演奏は綺麗に標準以上であるとは思うものの、これこそもうちょっとエスプリがあっても良いのでは。サンソン・フランソワの演奏を聴いてみたかった。それでもこれだけまとめてプーランクの作品が聞けて、音もいいとなれば最高しかありませんね。
音楽理論に沿って作っているように聞こえるし、曲としては各国、色々な作曲家の影響があるようにも聞こえ、やや期待外れ。曲のせいもあるのだろうが、コンチェルトケルンもいつもの突っ込みがなくおとなしい。ただし録音はやたらバイオリンの鋭い音が耳触りだ。
3 people agree with this review 2012/11/16
奔放、気まぐれ、でも詩的でチャーミング。他のピアニストとは一線を隔する実に魅力的な演奏ばかり。まったく言葉が出ないほど素晴らしい。モノラルが全然気になりません。ペライアのボックスといい、今年は素晴らしいセットの当たり年でしょうか。どなたかも書かれていましたが、このフランソワのセットは間違いなくお宝ものです。思い出して1枚あったセラフィムのLPを久しぶりに聞いてみましたが、結構音が良かったのでこれもびっくり。昔聞いた時には、さほど感動した覚えがないので、年を取って耳ができたのでしょうか。年を取るのも悪くないですね。
3 people agree with this review 2012/10/20
ああこんな素晴らしいセットが出るとは予想できませんでした。ダブりが全部で8枚(ゴルトベルク、シューベルトソナタ、ショパン5枚組)ありますが、買わずにはいられませんでした。なにせ欲しかったものも含め全部入っているのですから。以前買ったシューベルトのソナタとショパンは音の抜けが良くなっているような気がします。ペライアの演奏は耳にすっと入って来て気持ちを爽やかにしてくれます。やはり演奏家の個性というか感性が反映されているのでしょうが、聞く側(当方の)の感性に合っているのだと思います。ペライアファンなら大部分持っているでしょうから、必携というのもおかしいですが、これだけ丁寧な作りで持つ喜びも感じさせるセットはあまりないと思います。セットとして買いなおすのも悪くないし、これからペライアを聞こうという方には本当に幸運なセットと思います。1つだけ欲を言えば、ライナーノートは、オリジナルで3ヵ国語だったら、字は小さくなっても3か国語分入れて欲しかったと思います。翻訳で違っている場合もあるし、各国で元々違った原稿の場合もあると思います。頼めばドイツ語版もあるのかな。
5 people agree with this review 2012/07/22
本当に音が良いだけでなく演奏も素晴らしい。モノラルが2枚あるが、ダイナミックレンジが広いので、特に違和感なく聞ける。不自然なマルチモノラルのステレオより余程良い。重なっていたのはシュタルケルのバッハだけでラッキーだった。ただ、このシュタルケルについては、前に買った2枚組のCDの方がややレベルが高く力強かった。同じCD音源の筈だが。昔はLPが高価でもあり、50年代、60年代の演奏はあまり聞いていなかったが、このような企画のおかげで当時の素晴らしい演奏が、当時のLPより良い音質で楽しめる。大変ありがたいことだが、聞く時間もないのに調子に乗って買い込むので、聞いていないCDが山になっている。
5 people agree with this review
1 people agree with this review 2012/05/14
入荷が遅れていたが本日やっと到着。いつもながらBarto氏は達者な演奏で今回も大変満足している。No.39の威厳のある序曲はどこかバッハを思わせる。クーラントはうってかわって爽やかな曲想。プレストは激しさと美しさが入り混じった分散和音に溢れている。イヤー本当にいいですね。ところでNo.30のアルマンドでテレマンのビオラ協奏曲にそっくりな旋律が出てきてびっくりした。偶然の一致か。
3 people agree with this review 2012/05/13
自分はどのような演奏を好むのだろうか。近年古い演奏が安価なCDで提供され過去の色々な演奏が聴けるようになった。私にとって、EMIのカラヤンの第1集での発見はカラヤンの颯爽とした演奏でなく、ギーゼキングやリパッティの気品のある演奏であった。このマガロフの演奏も気品を湛えた演奏であると思う。彼の場合はおだやかな、優しさを加えた気品であろうか。とにかく聞いていて疲れない。どなたかも書かれていたが、ポリーニは凄いが、緊張を強いられる。マガロフは何回でも繰り返し聞きたいと思う。決して緩い演奏ではないし、技巧はあるのだろうがそれを前面に出さないような演奏である。この人のバッハを聞いてみたいと思った。
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