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Review List of k.k 

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     2024/08/12

    セサミストリートのCDがあったんですね。知っている曲目は半々でした。番組テーマソングは最初に聞いていたバージョンと少し異なるような感じです。有名なシングはカーペンターズのバージョンではなかったですね。(著作権などの問題でしょう。)でも、懐かしく聞かせてもらいました。

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     2024/08/10

    淀五郎を目当てに購入しましたが、NHK落語名人選に収録されている淀五郎の方が出来は良いように思います。この口演は全体的に雑に感じました。名人円生師匠でもこのような事になるのかと思いました。紀州は、あまり演じられない演目ですが、手持ちに鶴光師匠のディスクがあり、円生師匠と鶴光師匠とでは、アプローチの仕方が異なりますので比較は難しいですが、爆笑落語紀州の鶴光師匠を取りますね。淀五郎ですが、NHK落語名人選のカップリングは、子は鎹ですからそちらをお薦めします。

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     2024/08/10

    お得な2枚組です。新世界とイギリス(最近はこの表記は使わないですね)、モルダウ、そしてカラヤンお得意の小品集とカラヤンの魅力が満載です。チャイコフスキーでも感じたのですが、晩年にウィーンフィルと録音したディスクにはカラヤンの老いが感じられあまり感心しません。このドボルザークの交響曲でも同じでした。新世界は60年代の録音もありますが、こちらの録音と共にお薦めです。

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     2024/08/10

    2枚組のディスクですが、主要な序曲集をお求めの時は、カラヤン文庫から発売されているディスクで良いと思います。このディスクからレオノーレ序曲第1番、第2番が収録されていないだけです。

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     2024/08/10

    個人的には、71年のEMI盤がベストだと思っています。最晩年の気の抜けたウィーンフィルは論外として、このDG盤はEMI盤と並んで70年代に録音したカラヤンのチャイコフスキー後期交響曲の代表的なディスクです。71年の録音は短期間に一気に録音したため、全体的に躍動感や流れる勢いを感じますが、この録音は良いように言えば落ち着いた感じですが、流れる感じはなくややバタバタ感が漂います。ただ、演奏にはさほどの違和感はなく、カラヤンらしくこの交響曲を得意にしているので、安心して聴けます。

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     2023/06/14

    購入して時を経過しましたが、改めて聴き直すとグラズノフがチャイコフスキーにも劣らないロシアの作曲家であり、稀有なメロディーメーカーであったことが証明されるBOXとなっています。演奏も、スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立交響楽団とまさにお国もの。日本では、バレエ音楽「四季」、バイオリン協奏曲、一部の交響曲くらいしか演奏会のプログラムに掲載されませんが、もう少し取り上げられても良い作曲家だと思います。CD3に収録されている演奏会用円舞曲第1.2番は、チャーミングで愛らしい作品。アンコールピースとして最適だと思います。スヴェトラーノフでは、フィルハーモニア管との録音もあります。全般的に、晩年のスヴェトラーノフの特徴、ゆったりめのテンポで抒情感豊かに演奏されていますので、ヒーリングとしてもお勧めです。

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     2023/04/17

    通常フランス物の管弦楽作品の収録作品には、ラベルやドビュッシーの作品が入っている事が多いが、レパートリー豊富なアンセルメ盤は、それらなしで選曲されている。また、選曲も素晴らしい。いずれも、余白に入りそうな小品ばかり、揃えようと思えば数枚CDを購入しないといけない作品。それらが1枚に収められているのが大変嬉しい。懐かしいと言えば、エロールのザンパ序曲。かなり昔になりますが、NHKFM朝の名曲のテーマ曲で、使用されていた演奏も確かアンセルメ盤だったと思います。巨匠ともなるとこのような小品集の録音は少ないのですが、アンセルメやカラヤン(特にフィルハーモニア時代)はレパートリーが豊富で録音も多数ありますし、勿論演奏も素晴らしいです。廉価盤で入手できるのも嬉しい限りです。

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     2023/04/15

    ディーリアスと云えば、ビーチャムやバルビローリ、グローブスなど旧EMIの十八番のような作曲家です。他にも、マッケラスも録音していますが、このハンドリーもなかなかの演奏です。シャンドスレーベルはイギリスですので、当然と云えば当然ですが、アルスターオーケストラは知りませんでした。フロリダ組曲の何と表情のいきいきとした演奏、今までビーチャム盤をこよなく愛聴していましたが、このハンドリー盤もマイチョイスに加えたいと思います。

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     2023/04/15

    落語の入門編に相応しい2つの演目です。初天神は、関西では笑福亭一門の落語家がよく演じていました。関東と関西では若干演じ方が異なる所があります。金坊を初天神につれていくのに、関東は買い物ねだりをしない約束で、関西は向かいの親父に夜の夫婦の営みをしゃべり始めたため、半ば脅迫気味に連れて行ってもらいます。この件があるため関西では、艶笑落語に分類されることがあります。
    小三治さんの初天神は、ほのぼのとした味わいで、特に子供に飴や団子を買わされる破目になり、慌てふためいている情景が目に浮かびます。後半、凧を買い凧上げでは主客逆転になる件もとても上手い。関西では、凧はイカと言ってました。仁鶴さんはイカで演じられてました。
    時そば、関西では時うどん。落語の中でも最もポピュラーな演目でしょう。サゲも落語を知らない方でもどこかで聞いたことがあるでしょう。米朝さんは、このような有名で軽い演目は、大師匠になると演じなくなることが多いとおっしゃってましたが、このような演目故に、大事に丁寧に演じなければならないと言われていました。小三治さんも、ごくオーソドックスに演じられてますが、ところどころ小三治流の工夫(くすぐり)もあり良かったです。

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     2023/04/14

    パノラマシリーズは、2枚組1.500円。作曲家やジャンル毎に主要作品を収録し、収録時間も70分~80分とお買い得感があります。このメンデルスゾーンもほぼ予想できる作品。演奏者もグラモフォンの一流アーティストばかりなので安心して聞けます。解説書も詳しく書かれていますので、クラシック入門編としても最適なシリーズでしょう。

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     2023/04/14

    私にとって佃祭は、権太楼さんを聞くきっかけとなった噺で、火焔太鼓は言わずと知れた古今亭志ん生、志ん朝親子の十八番演目。佃祭では、まくらで権太楼流の佃祭の演じ方を語っています。とても興味深かったです。情けは人の為ならずを絵に描いたような人情噺で、NHKに映像もあり、熱演です。関西では演じ手がいないのでとても新鮮な気持ちで聞けました。
    火焔太鼓は、古今亭お家芸の演目。志ん生さん、志ん朝さんの他では聞いたことがありませんでした。権太楼さんは、くすぐりは志ん朝さんのを使っているのもありますが、権太楼さん流の工夫を凝らして演じています。確か、一之輔さんがどこかの番組で、志ん朝さんは火焔太鼓は父の落語だから、断りなく演じるのを嫌がったと聞いたことがありました。こちらの収録は志ん朝さんが亡くなる1年前の録音です。

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     2023/04/13

    私は、この死神では、圓生さんの口演が頭のてっぺんからつま先まで詰まってますので、なかなか他の落語家で聞くのを避けていましたが、小三治さんならどのような演じ方になるのだろうと興味深く購入しました。私は関西在住で、関西の落語家では死神は滅多に演じられません。
    主人公やおかみさんの演じ方は圓生さんとほぼ同じのように思えますが、死神では圓生さんはこの表現が的確かはわかりませんが、不気味な中にも厳格な死神で声のトーンも抑え気味でしたが、小三治さんは、2のせん、3のせんの中間で声のトーンもやや高めで明るい死神のようでした。小三治さんなりの工夫だと思いました。死神でよく話題になるのはサゲです。圓生さんは、ローソクが消えたと同時に高座で倒れる仕草オチでしたが、小三治さんは同じ仕草オチでも、一度寿命のローソクの火が繋がり生き延びた瞬間くしゃみでローソクの火が消えて倒れるサゲでした。TVドラマ死神でもこのサゲで終わっていました。どちらが良いかは個人の好き嫌いになりますが、前者はある程度結末が予想できるサゲであるのに対し、後者には意外性(どんでん)があり前者のサゲを踏まえた工夫が感じれるサゲだと思います。この死神はCDではなく、映像で見たい落語ですね。

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     2023/04/13

    ディーリアスと云えばビーチャム。しかも、STEREO録音が嬉しい。中でも、フロリダ組曲が収録されているのが貴重です。小品集が多いディーリアスとしては珍しい作品です。詳しい事は、イギリス作品と云えば三浦淳史さんのライナーノートでどうぞ。個人的には、私がイギリス音楽にハマるきっかけとなった作品と演奏で、LPで擦り切れるほど聞きました。今日では、CDになりリマスターもされ音質も改善され嬉しい限りです。

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     2023/04/13

    カラヤン文庫の1枚で、チャイコフスキー定番の管弦楽作品です。同じカップリングでメータ盤でも所有しています。チャイコフスキーが好きなカラヤン。後期交響曲は何度も録音していますが、これらの管弦楽作品の録音は意外と少ないです。どの作品も交響曲の余白に収録されることが多く、このように1枚に収録されるのは嬉しい。このような比較的小品に近い作品でもフィルハーモニア時代からカラヤンの聞かせ上手な面が発揮され、堂々とした演奏です。1960年代~1970年代半ばのベルリン・イエスキリスト教会での録音はアナログではあるけれども、カラヤンが一番輝いていたと思うし、その頃の録音が私は一番好きである。カラヤン文庫は、その頃の録音が多く、廉価で入手出来ることを嬉しく思います。

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     2023/04/12

    極一席シリーズの1枚です。他のラインアップもその名に相応しい演目だと思います。私は、関西在住のためなかなか関東の落語家を生で高座を見れる機会がなく、どうしてもTVかCOになります。権太楼さんは小三治さん同様にマクラが面白く、仕草は枝雀さんに通じるものがあり、とても親近感が湧きます。TBSの落語研究会で拝見したのがきっかけです。演目は藪入りでしたか、圓生さんのものまねをしながら自分との比較を語るところがおかしく、そのなかでこのCDの演目にもある生年月日が出てきました。お客様も爆笑で、権太楼さんの演目として認知されているのだなあと感じました。前置きが長くなりましたが、この代書屋は、米朝さんの師匠である米團治さん作の落語です。面白い演目ですが、関西でも意外と演じ手は少なかったです。春団治さん、枝雀さんは生で聞いたことがあります。米朝さんは、この噺を春団治さんに譲ってようになっていたので滅多に演じませんでした。春団治さんは、原型のままに、枝雀さんは、時代背景に無理が生ずるところは工夫を凝らして演じられていました。権太楼さんは、その折衷でした。関東の落語家さんで代書屋を聞いたのは初めてでしたが、演じ方が枝雀さんに近いように思えて面白かったです。

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