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Review List of カニさん 

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     2023/10/02

     文句なしの時代劇の本流の不条理劇。マキノ監督の「浪人街」につづくものだ。ぜひ、時代劇の持つ現代人の目からすると「おかしい」が、当時は、「当たり前」の矛盾点を描く時代劇の本流を味わってください。

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     2023/09/04

     今まで聴いたマーラーの交響曲第2番「復活」のなかで、一番いい。どこか素朴な音作り。ブルックナーの交響曲やレクイエムを連想させるインテンポで、バランスのよいところに惹かれる。是非、ください。ください。

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     2023/08/20

    タイトル通りの2人の違いを、書いたもの。年齢のせいか、「フルトヴェングラーを、賛美しているようだが。」作者は、間違いなく「カラヤン閥」の人だから、カラヤンの「いい面も、悪い面も」包み隠さず書いている。作者が、結局「フルトヴェングラーを、超える超えることができなかった。」というのは、冷静だが、気の毒な話。カラヤンも気の毒な話だと思うからだ。「フルトヴェングラー大好きな。」私からすれば、カラヤンも気の毒なとも思うからだ。

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     2023/08/17

    あくまで、「抑圧下の芸術」。音楽(偶然、チェリストだったので、)収容所を「生き延びた。」、そして、彼女が「絶対に、ドイツに帰らない。」と誓っていた。数十年後、ドイツに戻り「結局、ナチズム(独裁者)も、芸術は破壊できなかった。」という言葉の意味を「考えてほしい。」、対照的に、扱われる「フルトヴェングラー」の話も、「フルトヴェングラーの遺族」が、「戦後のドイツ占領軍も、「ドイツ芸術の抑圧者」=別の意味でのナチスと同じ「芸術の抑圧者」とみていたところがある。」という証言も、重く考えてほしい。「フルトヴェングラー」の主張した「音楽(芸術)は、政治とは、別の次元のもの」と言うのもわかる気がする。しかしながら、現実は、それを許してくれないのも見ていて悲しい。そして、皮肉な話。このドキュメンタリーで描かれていた「レコード産業が、戦争末期でも優遇されていた映像は、皮肉な話。私は、悲しい気持ちで、ドキュメンタリーを見終わりました。

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     2023/08/17

    ぜひ、買うべきだ。グラモフォンの正規のCDは、評価の割にシューマンの交響曲第4番が、いまいちだった。数多くのリマスター版も、納得できるものは、私には、1枚しかなかった。ところが、この「SHM-CD]のグラモフォンの正規版のシューマンの交響曲第4番は、十分納得できるものです。フルトヴェングラーの名人芸を、是非とも聞いてください。

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     2023/08/16

    素晴らしい音質。しかしながら、リマスタ版の限界なのか、「ハイドンの主題による変奏曲」は、、またもやガッカリさせられた。例えば、トライアングルの音は、会場ではよくきこえるのだが。リマスター番では、フルトヴェングラーの名人芸できこえるこのおとが、失われるのだ。これは、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」の第四楽章の「トルコ行進曲」部分やシューマンの交響曲第1番「春」が、マーラー・エディションをベースにしたための「トライアングル追加」など、キキトリク憎くなる聞き取りにくくなる。「ハイドンの主題による変奏曲」では、オリジナルでは、よくきこえるのだが。

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     2023/07/02

    これが、フルトヴェングラーのブラームスの交響曲第1番では、最高だと私は思う。ブラームスらしい暗さが無く、ベートーヴェン交響曲の延長線上の曲として造形されている。これこそが、フルトヴェングラーの表現したかったブラームスの交響曲第1番だと思います。

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     2023/02/23

    これは、傑作である。読めばわかる。

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     2023/02/06

    やっぱり、フルトヴェングラーのベートーヴェン交響曲第1番と交響曲第5番「運命」の組み合わせは、最高だな!とにかく、ベートーヴェン交響曲第1番は、こういう素直な演奏がいい。某指揮者の様に「ベートーヴェン」だからと、特別扱いする演奏はダメです。やはり、「ハイドン交響曲」の延長線上から、少し上、ぐらいがいい。フルトベングラーの名演もこの辺である。そして、18番のベートーヴェン交響曲「運命」は、文句無し。是非とも、繰り返し聞いて下さい。

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     2023/01/18

    久しぶりに、この録音を聞いた。この2曲の安定感は、とくべつだとおもう。第4番は、ロマン派風の解釈なのに、このリマスター版で、思ったのは、意外とティンパニーが抑えてて、後のブラームス交響曲第1番のようなおどおどろしい暗さが無く、全体のバランスがいいと思います。このリマスター版の特徴だろうか。そのために、現在の常識的な古典主義の曲という感じを、乱さない。この録音をよく聞いてきた成果なのか、私が初めて別の指揮者のベートーヴェン交響曲第4番を聞いた時、別の曲かと思ったことを思い出した。そして、文句無しの代表曲。ベートーヴェン交響曲第7番は、やはり漫画家の「松本零士」氏が、「タイトル名」にもなった第2楽章の「不滅のアレグロ」を鑑賞するのは、この録音が1番だと思います。(私見)、戦争を経験した世代は、「ヘルベルト・フォン・カラヤン」を除いて、大なり小なりここで「悲哀・哀愁」を聞かせてくれます。決して、ベートーヴェン交響曲第7番のリズムに引きずられない良さがあります。たしか、「聞け、わだつみの声」の一節と記憶しているが、大学生が、「もし、自分が死んだら、葬儀には、「フルトヴェングラーのベートーヴェン交響曲第7番の第2楽章の「不滅のアレグロ」をかけてください。」と残している。(記憶違いなら、ごめんなさい。)そう思わせるほど、フルトベングラーの名演の「ベートーヴェン交響曲第7番」だ。勿論、残されている録音された演奏を優劣を言うなら、戦争中の「ベルリン・フィル・ハーモニー」とのライブを最高にしなければならないが、この録音の安定感は捨てがたい。私見を述べるなら、「ベルリン・フィル・ハーモニー」とのライブの録音でも、このベートーヴェン交響曲第7番に限るならば、1953年のライブ録音は、第2楽章に、ややリズムに引きずられて不満がある。その意味でも、この安定感は、捨てがたい。是非とも買うべきだ。

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     2023/01/12

     隠れた名盤だ。真夏の夜の夢の演奏は、シェクスピアの戯曲とひと味違う感じがある。面白いです。ケネス・ブラナー監督・主演の映画でも、メンデルスゾーンの曲が使用されたが、喜劇らしく、明るくメンデルスゾーンの音楽が、良かったです。ところが、ペーター・マークは、ロンドン交響楽団を使いながら、明るいだけでなく、どこか暗いドイツ風(まるで、ワーグナーの音楽のような)ところを、チラチラさせちて、あきさせない。勿論、交響曲第3番「スコットランド」も、抑制が効いていてまずまずのできです。是非とも、一聴の価値ありです。

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     2022/12/31

     僕は、この録音をフルトベングラーの安全運転の演奏という気がする。あの、メニューインのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のように、模範的安全運転の録音だと思う。フルトベングラーの名演だろうけど、ちょつとまてという思いが付きまとう。

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     2022/12/31

    これは、名盤だ。フルトヴェングラーのフランク交響曲は、これで、決まりました。昔から、戦中録音盤が、名盤とする声があるが、これは、私見だが、ライナーノーツにあるように、この録音が、戦中録音として、何故か間違って発売されていたというから、間違って記録されたのではないか。とにかく、私は、この戦後のフルトベングラーのフランク交響曲は、名盤です。

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     2022/12/31

    買って本当に良かったです。やっと、フルトヴェングラーの「シューマン交響曲第4番」の名盤の名に恥じぬCDにやっと巡り合えた。これまで買った「シューマンの交響曲第4番」は、「疑似ステレオ」のリマスター版以外に、よく出来ていると思うCDに、出会わなかった。
    モノーラル録音では、特に良くなかった。むしろ、「シューマンの交響曲第1番「春」」の方がいい。ところが、このCDは、違った。「シューマン」なのに、「ワーグナーの音楽」を聞いているような、「ロマン派」の名演・名盤だ。これが、有名なレコードの「シューマンの交響曲第4番」なのだ。フルトベングラー経験が、実演でも、レコードでもなく、CDの時代の私には、レコードの名盤のCD化では、なかなか、いいものに出会えないのかもしれません。そういう意味では、お勧めのCDです。

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     2022/09/07

    素晴らしい。
    「この歌は、好きになる。」よろしくお願いいたします。

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