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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/13
左手の演奏と録音が非常に素晴らしいです。 演奏についてです。 ラヴェルのピアノコンチェルトは両方とも一度聴いたらもうそれでお腹いっぱいになるような演奏が多い気がしますが、この演奏は何回聴いても飽きません。特に左手は、そもそも出回っているCDが少なく、どれも微妙な気がしていたので、納得の行く演奏にやっと出会えて嬉しいですね。 ただし、ト長調の第二楽章は若干テンポが速く、ピアノとオーボエがそれぞれ知らんぷりして演奏しているように聴こえます。 録音についてです。 ト長調は表面的な音色は綺麗ですが、若干ペラいです。ちょっと期待外れでした。 左手は100点満点です。こんなに凄い録音を見つけたのは久々ですね...いや素晴らしい。 空気感やホール感を重視した感じです。左手のピアノは低域が多く、そこから伝わるスタインウェイのピアノ全体からくる胴鳴りや弦の震えが良く録れていて、ピアノが弦楽器であるということを思い知らせているようです。実際、ウーファーのサイズが30cmを超えるスピーカーで聴くとピアノの存在が良く視えます。 ティンパニの音もピアノと同様ですね。 オケも、ストリングスは弦の上の音色だけでなく、箱鳴りまで録れていますし、音数が多くなった瞬間でもそれぞれの音が潰れることなく、分離、定位しています。
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