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6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/03/10
テンシュテットの「マーラー 交響曲第5番」は聴いたことがあるが、「復活」は聴いたことがなかったので、購入した。非常に遅いテンポでの演奏ということもあって、どのようなものか、興味津々であった。実際に聴いた後の感じは、「やはりテンシュテットのマーラー」であった。テンポは確かに遅いが、それが先に来ているわけではなく、あくまでも彼がこの作品を演奏するためには、これだけの時間が必要なのだ、と思った。遅めのテンポでの演奏でよく取り上げられるバーンスタインと違い、どこまでも内省的で、人間の内面を深くえぐっていく趣のある演奏に、「さすがテンシュテット」と思わされた。テンポ以前に、二人の芸風の違い、闘病生活の最中に録音されたものであること、そういったことを考えさせられた。 また、2枚組みであるが、最初は「なぜ第1楽章だけを1枚目にするのか」と思った。しかし、この作品の成り立ちに思いが至り、この疑問は解決された。 重厚さのある演奏である。彼の健康状態という要因もあるゆえ、襟を正して聴きたい、とまで思わされるだけの内容を持った演奏、というのが感想である。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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