TOP > My page > Review List of STRAD

Review List of STRAD 

Showing 121 - 135 of 169 items

%%header%%

%%message%%

  • 2 people agree with this review
     2010/10/31

    ピリオド楽器によるバッハ演奏が一般的な現在、現代の楽器でしかもフルオーケストラによるバッハ演奏の難しさを改めて感じます。シャイーは、全体的に早いテンポ、軽快なリズム、短いアーティキュレーションなど古楽器的な演奏法を採り入れているが、何となく中途半端になってしまい、必ずしも成功しているとは言えないと思う。その意味でも、第1曲はどう考えても早すぎる。通奏低音による人間の心臓の鼓動のようなリズムは、はっきり3拍子とわかる軽快なテンポでは、これから始まる人間ドラマの開始には軽くなりすぎてしまうように感じます。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2010/10/30

    全体的にゆったりとしたテンポであまり激しい表現もなく、穏やかな演奏です。こういうバッハも好きです。ドイツ人が日常的に聴いているのは多分このような演奏なのだろう。でもエバンゲリストは明らかにこれだけの大曲を歌うには力不足で、音程が甘く、技術的に対応できない箇所も多い。合唱も技術的には問題が多い。しかし、全曲聴き終えてみると、やはりバッハはいいなーという満足感を持てる。この辺がヴェルナーのいいところなのだろう。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 2 people agree with this review
     2010/10/24

    ステファノはベルゴンツィと並んで私がもっとも好きなイタリアオペラ系テナーです。まずはこの声、惚れ惚れします。そして歌い方、ステファノはオペラにデビューする前に酒場などで歌っていたこともあり、聴く者へのアピールのツボがわかっている。とにかく聴いていて思わずブラボーと叫びたくなる名テナーです。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • 4 people agree with this review
     2010/10/24

    ズスケの伴奏などで以前から注目していましたが、オルベルツの実力が遺憾なく発揮されたすばらしい演奏だと思います。技術的にはさほど難しくないこのソナタどのように演奏するかは、まさに演奏者の音楽性がもろに現れるように思います。オルベルツは、声高には語らずともしっかりとした芸術を格調高く表現しています。旧東ドイツにはいい演奏家が多いですね。

    4 people agree with this review

    Agree with this review

  • 2 people agree with this review
     2010/10/23

    私はドイツ音楽はドイツ人でなければ完全な表現は出来ない、という意見には与しない者ですが、こういう演奏を聴くとやはりドイツ人のドイツ人たる所以を感じます。それは多分呼吸感の違いだろうと思っています。呼吸は人間の根本のもので、この違いはおいそれて解消できるものではないし、また解消する必要もないでしょう。能書きはさておき、とにかくいい演奏です。私はこういう演奏を聴きたいのです。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • 4 people agree with this review
     2010/10/23

    モーツァルトではあれ程素晴らしい演奏を聴かせるグリュミオーですが、SKDさんも言っていますが、このバッハや音楽的にかなり重たいは曲では、グリュミオーには何か少し足りないものを感じる聴き手が多いことは確かだ。素人受けしないとかそういう次元が低いことではない。もともとグリュミオーには強い個性を求めてはいけないのかもしれない。彼の個性や持ち味は少し違うところにあるのだろうと思う。勿論このバッハだって素晴らしい演奏であることには間違いはない。でもミルシティンやシェリングとの世界とは違うタイプでしょう。

    4 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2010/10/23

    数あるモーツァルトのVn協奏曲の演奏の中で、この演奏は最高と言っても良い演奏だと思います。(グリュミオーのモノラルの演奏も素晴らしい。)こんなに明るく、活気があり、推進力のある演奏はそう滅多には聴けません。聴いていると真っ青な空が見えてきます。コリン・デービスもしっかりサポートしている。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2010/10/23

    数あるブラームスのVnソナタの演奏の中で、私にとってはベスト3に入るものです。メロディーメーカーであるブラームスの曲は、ただ普通に演奏するだけでもある程度の結果が得られるように思いますが、更により音楽的なメッセージをしっかり伝えていけるかどうかは演奏者の実力の試金石なのだろうと思う。ゴールドベルクは、この美しいメロディーを格調高く、自然体でしかも心から沸き出るメッセージと共にしっかり伝えていて、間然するところがない素晴らしい演奏だと思います。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 4 people agree with this review
     2010/10/23

    いかにもズスケらしく丁寧で格調のあるいい演奏だと思います。勿論バリバリ弾くタイプではないので、曲によってはもう少しアピールして欲しいと感じることもありますが、それがズスケの持ち味なのでしょう。是非全曲をリリースして欲しいですね。それにしても、オルベルツの伴奏は素晴らしい。表情豊かで生き生きとしていてズスケの演奏を引き立てています。

    4 people agree with this review

    Agree with this review

  • 3 people agree with this review
     2010/10/09

    これはいい曲集ですね。特にイタリアにおけるペトラルカの104と123における叙情性は素晴らしい。ベルマンは決して腕っぷしだけのピアニストではないことがわかります。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2010/10/09

    曲によって音場の違い(特に第1番と他の曲)があり若干違和感がありますが、演奏は朗々とチェロを鳴らして推進力のある演奏です。リズムのとりかたや強弱のつけ方に独特のものがありますが、決してわざとらしいものではなく、全体としては雄大でいい演奏だと思います。録音は現在のものと比べれば鮮明さに欠けますが鑑賞としては全く問題になりません。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 2 people agree with this review
     2010/10/09

    カンポーリというとサロン音楽などもやっていた関係上、バイオリニストというよりフィドラー的な評価がされがちですが、実力は端倪すべかざるものをもっている味のある演奏家だと思います。このヘンデルも格調が高く、躍動感があって素晴らしいと思います。ベートーヴェン、メンデルスゾーン、チャイコフスキーのVn協奏曲を始め、サンサーンス、スペイン交響曲などもっとCD化してほしいものです。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • 3 people agree with this review
     2010/10/03

    所謂、流麗かつ軽快なモーツアルトとは一線を画した演奏ですが、中々味があっていい演奏だと思います。こういう演奏がドイツの地方では日常的に聴かれていたのだろうと思います。決してベルリンフィルやウイーンフィルばかりが全てではないのでしょう。音楽の根深さを感じます。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2010/10/03

    シゲティは晩年、ハイフェッツの演奏するバッハの無伴奏Vnソナタ/パルティータをことごとく批判したそうです。でもハイフェッツの演奏と同程度の演奏技術を持ったヴァイオリニストが言うならば説得力がありますが、シゲティがそれを言っても説得力はあまりないでしょう。「精神性」なるものををきちんと表現できる技術を持てなかった演奏者には、「精神性」を論じることはかなり無理がある。それは我々聴く者にとっても同じです。シゲティを過小評価してはいけないが、過大評価はもっといけない。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 3 people agree with this review
     2010/10/03

    ”モーツァルトのVN協奏曲を正座して聴きなさい”とは、これはまた随分厳しいコメントですね。世の中に正座して聴かなければならない音楽があるとは知りませんでした。それは多分シゲティの望んだことではないでしょう。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 121 - 135 of 169 items