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Review List of レインボー 

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     2011/09/05

    アルテ・ノヴァのチャイコフスキー交響曲全集の1枚です。
    この全集、指揮者はサミュエル・フリードマンが降っていますが、どういうわけかオケは統一されておらず3つの楽団が受け持ってます。
    このCDでは、タタールスタン国立交響楽団が演奏しています。
    このオケの録音は珍しいのではないでしょうか。
    ロシアの地方オケの1つですが技術はなかなかの物で洗練されたアンサンブルをもつオケです。
    第4交響曲のほうが出来が良くて、終楽章の推進力は良。
    くるみわり人形はもう少し色彩感が欲しい。
    ただ両方ともあっさりした所があって、ちょっと残念。
    とはいえ大きなクセもないので初めて聴く方にも良いのではないか。
    音質良好。

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     2011/09/04

    かつて日本クラウンが発売していた吹奏楽プロムナード・シリーズ、このCDは第2弾になります。
    毎回自衛隊の地方音楽隊が演奏しているのですが、このCDでは航空自衛隊西部航空音楽隊が演奏しています。
    指揮者は当時の渡部光生隊長です。
    選曲面ではジャズやポピュラー・アレンジの曲が多いのですが、なんといってもベリサリエリ・マーチが収録されているのが珍しい。
    演奏もスウィング感豊かに聴かせたかと思えば、マーチでは軽快かつ堂々と聴かせたりと幅の広い演奏となっています。
    音質も録音も良い。

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     2011/09/03

    ナクソスが発売しているアメリカン・クラシックシリーズの1枚です。
    コリリアーノという現代音楽の作曲家の作品を収録した物。
    この作曲家の作品を聴くのは初めてで、もっと現代的でわけが分からないような作品かと思っていたのですが、ロマンティックで叙情的な所も多く、意外と聴きやすかったです。
    女流指揮者フォレッタとバッファロー・フィルハーモニー管弦楽団の演奏も切れ味の良い演奏でよかったです。
    音質良好。

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     2011/09/02

    吹奏楽による管弦楽曲、交響曲シリーズの1枚。
    ベルリオーズの『幻想交響曲』とラロの『イスの王様』序曲が収録されている。
    両方とも編曲はギャルド・リュピブュルケーヌ軍楽隊の楽長を務めたピエール・デュポンによる編曲譜を使用している。
    陸上自衛隊中央音楽隊演奏、指揮は船山絋良隊長です。
    他のシリーズでもそうですが、優れた技術、高い表現力のある高水準な仕上がりとなっています。
    録音も迫力があって良。

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     2011/09/01

    ナクソスが発売しているアメリカン・クラシックシリーズの1枚でW.シューマンの交響曲集の1枚だ。
    収録曲はシリアスな作品だが、聴きやすい部類に入ると思う。
    指揮ゲラルド・シュワルツ、シアトル交響楽団の組み合わせによる演奏で、他のこのコンビの演奏でもそうですが、丁寧に演奏されていて好感が持てる演奏です。
    録音・音質も良いです。

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     2011/08/31

    ミャスコフスキーが作曲したチェロのための作品を集めたCD。
    収録された作品はいずれも渋めだが、美しいミャスコフスキー節が良く出た傑作ばかりだ。
    チェロのRodin、骨太の音色でなかなか聴かせてくれます。
    チェロ協奏曲では、バックにクリメッツとロシア・フィルハーモニー管弦楽団が付いていて、好サポートしています。
    1996年の録音、音質は良いのですが、録音は普通と言った所でしょうか。

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     2011/08/30

    ピアノ協奏曲はマーラーも演奏したという作品で、初めて聴いたのだがシンフォニックで聞き応えのある作品だった。
    余白に収められた小品は、聴きやすく、こちらのほうが作品としては出来が良いかも知れない。
    いずれにしろ歌心に富んだ美しいメロディを持った、良作だと思う。
    演奏はローマ交響楽団とどちらかと言えば無名の団体による演奏だが、その情熱溢れる演奏は素晴らしいの一言。
    録音・音質も良い。

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     2011/08/29

    トヴェイトという作曲家を聴いたのはこのCDが初めてです。
    1908年生まれで、現代の作曲家ですが、難しい所はなく調性のある繊細で美しい清涼感ある作風で聴きやすい音楽です。
    収録されているのはマーチ(といっても現代式のコンサート・マーチなのですが)からシンフォニックな吹奏楽の曲を収録しており、ノルウェー王立海軍軍楽隊とエンゲセトが演奏しています。
    演奏も自国の音楽だからか、それとも録音が良すぎるのかは分からないが、共感豊かな物で、熱意が伝わってくる。
    バンド自身も大変優秀な楽団のようで個々の技量は高い。

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     2011/08/28

    元々、演奏団体のエクリプス室内管弦楽団目当てに購入したCD。
    ガスマンという作曲家は今や忘却のかなたで一般のクラシック・ファンでも知ってる人は少ないだろうが、これはなかなかの掘り出し物だった。
    このCDに収録されているのは彼が作曲したオペラから序曲をチョイスした物で、響きは明るくちょっとモーツァルトをも思わせる所がある。
    ちゃんとCDは急徐急事に細かくトラック分けされている。
    肝心の演奏もなかなか良い。

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     2011/08/27

    毎年開催されているミッドウエスト・クリニック、ワシントンD.Cに駐屯する陸海空海兵隊の中央軍楽隊が持ち回りで毎年出演していますが、2000年は空軍軍楽隊とともにウェストポイントに駐屯する、アメリカ陸軍士官学校軍楽隊も出演しました。
    このCDはその記録です。
    指揮はディトリック大佐。
    ドビュッシーやハイドンのオーボエ協奏曲と言ったクラシック・アレンジ物から、吹奏楽オリジナル曲、さらに国歌(スーザ編曲版という大変珍しいアレンジで収録)まで様々な楽曲が収録されています。
    演奏もとても楽しいアメリカン・スタイルの物、特にアンコール(?)のウェストポイント行進曲はこの曲の名演奏だと言って良いと思います。
    ライブ盤で音は普通と言った所ではないでしょうか。

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     2011/08/26

    ソヴィエト時代に作曲された二人の作曲家のヴァイオリン協奏曲を収録したCDです。
    ヤブロンスキー指揮、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団演奏、独奏はグルーベルト。
    ものすごい名演奏だとは言えないけど、ソロ、オケともに安定した演奏は安心して聴けると思うし、曲を知るにも良いと思う。
    音質も綺麗。

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     2011/08/25

    2005年にアメリカのロサンゼルスで行われたFFのオーケストラコンサートのライブ盤です。
    アニー・ロート指揮のワールド・フェスティヴァル・シンフォニック・オーケストラによる演奏。
    前半はオーケストラに後半は歌物を取り上げています。
    6、7あたりはプレイしたので聴けて嬉しい。
    演奏はライブと言う事も考えればなかなか良いのではないでしょうか。

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     2011/08/24

    このCDで指揮しているエドゥアルト・シュトラウス2世はワルツ王、ヨハン・シュトラウス2世の弟のエドゥアルト・シュトラウスの孫にあたる方で、シュトラウス・ファミリーでは現在最後の職業音楽家、なんと日本にも来日しているという。
    前置きが長くなったが、このCDは、フィルハーモニア・フンガリカを降って録音した物でかなり珍しい楽曲中心のプログラムである。
    ちょっとがしっとしたサウンドなのはドイツのオケが演奏しているからなのかなと思うが、その甘い演奏とでも言うか、今ではなかなか聴く事が出来ない。
    録音年は不明なのだが(記載がないため)1950〜60年代位ではないだろうか。
    だとしたら音は良いほうだと思います。

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     2011/08/23

    2つの管弦楽曲が良い。
    アメリカらしさが良く出ている。
    交響曲は第9番が良い出来で、シリアスで内省的でちょっとショスタコーヴィチを思わせる所がある。
    ナクソスではお馴染みと言って良い、シアトル交響楽団とシュワルツの演奏で、仕上がりは満足出来る物になっていると思います。
    録音も音質も良い。

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     2011/08/22

    パロモは1938年生まれのスペインの作曲家のようです。
    このCDに収められたカンタータ『ドゥルシネア』はドンキホーテを題材にした作品で、2006年に作曲されたようです。
    初めは変に小難しい部類の現代曲かと思っていたのですが、ドラマチックで壮大、異国風のメロディが出てきてまるで映画音楽のような作品です。
    ただ一度聴けば満足といった所ですが…
    このCDではベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団と合唱団が演奏しています。
    雰囲気は良く出ていて作品を知るには良いのではないでしょうか。
    音質良好です。

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