【中古:盤質S】 ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団の芸術(22CD)
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禅済 | 三重県 | 不明 | 2021年07月12日
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団は第一ヴァイオリン優位で、同時代のバリリ四重奏団と比べ古いタイプと言われていたが、私はそういうところが好きでLP・CD合わせてベートーヴェン以外は手元にほとんど全て揃えている。ここで一枚ずつ触れていてはキリがないので、モーツアルトの弦楽四重奏曲第15番ニ短調K421を挙げておこう。これほどウィーン・コンツェルトハウス四重奏団の特性が出ているのはないのではないか。もちろん第一ヴァイオリン優位で、カンパーは時に情緒に流れてしまうところがあるが、そこがこの曲にはふさわしい。特に第四楽章は他の四重奏団がさらりと演奏するところを、纏綿と10分余(たとえばスメタナ四重奏団は6分余)も続き「いつ終わるのだろうか」と思うほどだ。70年近く前の録音だが、昔はこういう個性的な演奏があったのだということを若い世代の方にも知ってほしい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ぽんた | 静岡県 | 不明 | 2021年03月06日
現在の弦楽四重奏団は聞いていて疲れる。音楽を楽しむというより競技でもしている様だ。この団体はブラームスの六重奏で初めて聞いたが古き良きウィーンというのはこの事なのかと教えてくれた。ベートーヴェンはバリリ四重奏団も良いがこちらも負けず劣らずだと思う。是非聞いてほしいディスク。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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torasan | 東京都 | 不明 | 2017年09月18日
これぞカルテット、これぞウィーン!あまりに懐かしく、50年程前に購入した同団来日時録音のLP『死と乙女』を引っ張りだして、(やっぱりこれが自分の原点だな)と確認。奏者のお互いが縦の線を合わすことにキリキリとした演奏があまりに多い今日、ムジチーレンする幸せに加えていただいた(五重奏!)。カンパーの時に音程を微妙に変えたり、ポルタメントしたりする技は、古さより人としての共感や不思議な懐かしさを引き起こす。若い人はこれをどう聴くのだろうか?7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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プリン | 奈良県 | 不明 | 2017年07月02日
4枚重複があったが購入。 リマスターは新たに行われているようで、手持ちのCDと変わらないものもあるが、おおむね聞きやすくなっている。古いモノラルだがピアノの音はだめだが、他は当時の録音技術に適した曲種のためか聴きやすい。 演奏はどれも素晴らしい。バリリ四重奏団のベートウベンは愛聴盤だが、時代がかさなり、同じウイーンの団体でもあり、よく似た所がある。だがラズモフスキー三番以外は、こちらが上手だ。全集を完成させなかったことは、痛恨事である。ハイドンの作品はこれまで「ひばり」しか聞いていなかったがこれだけいい曲がそろっているとは望外だった。シューベルトの初期作品も結構いいものが多かった。ボロディンもいい。 このCD22枚は非常に気に入っています。11人の方が、このレビューに「共感」しています。
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