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ワーグナー(1813-1883)

CD 【中古:盤質A】 『トリスタンとイゾルデ』全曲 クリュイタンス&ウィーン国立歌劇場、グロープ=プランドル、ルスティヒ、他(1957 モノラル)(3CD)

【中古:盤質A】 『トリスタンとイゾルデ』全曲 クリュイタンス&ウィーン国立歌劇場、グロープ=プランドル、ルスティヒ、他(1957 モノラル)(3CD)

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  • ★★★☆☆ 

    tezanosque  |  北海道  |  不明  |  2020年11月19日

    レビューではありません。同じ演奏者で56年12月2日と記録された盤を所有しており、折に触れて聴いていますが、それとこれとは別物ですかね。リンクされている写真は私の持っている56年盤そのもの。ご存知の方おられましたらご教示ください。

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  • ★★★★☆ 

    mari夫  |  東京都  |  不明  |  2015年08月16日

    クリュイタンスのワグナーはバイロイトの廉価ボックスで驚いたので引き続きこの「トリスタン」とスカラでの「パルジファル」を購入。バイロイトボックスよりも高いけれども、あちらが安過ぎと言うことで(もっとも最近はクライバーのステレオ盤がこれより安かったりするけど)、不満を言うわけにもいかないでしょう。音についての議論があるようですが、確かに譜面をめくる音が聞こえるくらいオケピットの間近な音で、歌手が遠いとも思わないが、全体に明快なものの直接音が多くて、残響は少ない。でもバイロイトの「タンホイザー」や「マイスタージンガー」より聞きやすいくらいと感じる人もいるでしょう。クリュイタンスの棒は相変わらず素晴らしい。一幕の前奏曲なんて、ちょっとクナを連想してしまうくらい官能的にうねる。二幕の二重唱のバックも、オケの各部が克明に聞こえて実に委細を尽くした名指揮振りで、官能性もダイナミズムも欠けたるところはありません。第三幕の前奏曲も、他の方が書かれているように牧人の笛が遠いのですが(でも耳を澄まさなくとも聞こえます)、激しく厳しい表現。バイロイトのより濃厚な表現に聞こえるのはウィーンのオケのためでしょうね。オケに関する限り最上の「トリスタン」のひとつであることに異存を挟む余地はないでしょう。けど歌手はどうなのかなぁ。グロープ・プランドルはwebを見ると、メードル、ニルソン、ヴァルナイ級だという評価とか、そのメードルがホッホ・ドラマティッシェンとしてニルソンと並べて語ったとか、オペラ座の外にいた人たちが空襲警報と間違ったというほど大きな声の人だったとか、随分評価が高かった人らしいけれども、そこまではどうなんでしょう。彼女たちとほぼ同じ世代であるにしては、少しスタイルも古いし、超ど級というよりは、幾分寸詰まりに聞こえるのは残響のない音のせいもあるかも知れません。ただ、超人的な北欧系の歌手たちのイソルデが神話的な(年齢不詳)女性に聞こえるのに対して、新婚年代の若い女性と考えればこの声でも悪くないかもしれませんし、それなりの熱唱ではあるけれども、「愛の死」が暢気に聞こえてしまうのはやはり具合が悪い。むしろブランゲーネのミリンコヴィッチの方が、名前から言えば東欧系みたいですが、北欧系の歌手のようにエッジが立った声。男性陣はおしなべて低調。トリスタンのルスティッチは声があまり出ていない感じで、精彩を欠いて聞こえます。三幕の長大なモノローグは声を要しないこともあって、また見事に緊迫感をつくり出す棒のおかげもあって、それなりの効果は挙げている。クルヴェナールのブランケンハイムも同様で、召使いの範囲を出ない存在感。馴染みの名前であるベーメのマルケは随分感情的な歌で、いくら新妻を腹心の部下にとられたといっても、ちょっと老王の悲嘆とは聞こえない。オケは七つでもいいけれども、歌手陣の減点で四つまでとしました。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2014年04月02日

    とりあえず音質から。すでに指摘のある通り、バランスに難はあります。指揮者に近い位置にマイクがあったのでしょうか、ヴァイオリンがかなりオンで録られていて、生々しく明瞭に聞こえます。その一方、ステージ奥の音声が聴きづらく、第1幕ラストのバンダや第3幕での牧人の笛はよほど耳を澄まさないと聴こえませんし、歌手も奥にいるとオフであります。ですが、録られている音そのものはしっかりしていてだいたい安心して聴いていられます。この演奏を鑑賞する分には、まあ大丈夫と言ってよいでしょう。さて、演奏の魅力はまずクリュイタンスの指揮です。テンポの設定が絶妙で、緩急の変化が実に効果的です。前述のように録音バランスがよくないのではっきりしませんが、おそらくは管弦楽と声のバランスもよろしかったことでしょう。クリュイタンスはバイロイトでも常連でしたから、ワーグナーはお手の物。全曲盤の正規レコーディングが無かったのが惜しまれます。ウィーン国立歌劇場管弦楽団のヴァイオリンが何ともいい音色で弾いていて、いかにも「とろ〜っ」とした美しさ。時折入るポルタメントも実にいい感じ。歌手陣はなじみのない(少なくともレコーディングでは)人たちですが、立派にそれぞれの役を果たしているのではないでしょうか。でもトリスタンはやや演歌調かな。ウィーンの日常の公演の貴重な記録。よかったですね、感動しました。

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  • ★★★★★ 

    プリン  |  奈良県  |  不明  |  2012年10月01日

    このオペラは苦手な曲で、LP時代ベーム盤を投げ出し、CDになってから、クライバーを聞いて、わからず、3年程前フルトベングラーを聞き、いい音楽かなと思いはじめたが、音がもやもやし管弦楽のおとはボッテとした感じ で、リマスターがうまくいっていない。最後のチャレンジのつもりで、 このCDのレビューをみて購入した。 大変良かった。 モノラルだがウイーンフィルはすばらしい音をだしている。音だけで聞くものを吸い寄せる力を持っている。歌手もよく、発音が明瞭だった。 はじめてこの曲を素晴らしいと感じた。クリュイタンスの演奏がこれほど見事とは思わなかった。

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  • ★★★★★ 

    白骨街道魔伝  |  愛知県  |  不明  |  2011年03月27日

    諸氏言われるごとく、こういう演奏は今は聞かれない。 前奏曲における弦楽の悩ましい上昇的なうねりからしてそうである。俗に美に淫するようなベタつきとはかけ離れた、物語への音楽的蚕食とでも言おうか。聞き疲れしないイゾルデの歌唱、トリスタンの戸惑いと焦燥の歌は全幕で生かされている。終幕でのトリスタンの「譫妄」では、イゾルデの幻影に喜悦してトリスタンが傷口の包帯をむしり取るところで、その音楽の鼓動感は、聞き手にまで血を浴びせかけるようで生々しかった・・・むろん、これは私見であるとお断りしておこう。

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  • ★★★★★ 

    カバポチ  |  横浜市  |  不明  |  2008年09月10日

    とろけるように甘く切ないウィーン・フィルの音色に悶絶してしまう。当時のウィーン・フィルはこんなに魅惑的だったんだ!オペラファンだけでなく、ウィーン・フィルのファンは必聴だ!

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  • ★★★★★ 

    りっく  |  さいたま  |  不明  |  2008年07月23日

    スカラベさんがこの公演記録にまた違った印象を持ってくださってとてもうれしいです。 前の投稿で、Grob-Prandlの声をライダーに喩えましたが、たぶん戦前のウイーンの大プリマ、イェリッツァに喩えるほうが、適切かと思い直しました。彼女の録音は、歌い流しのやっつけ仕事がほとんどですが、時に、神がかり的な歌唱を伝えています。Grob-Prandlの歌唱は、それを思い起こさせる美声&気合です。メードルのようにコッテリとした、あるいはニルソンやヴァルナイのように硬質の歌声は戦後のもの。この録音は戦前のワグナー歌唱の香りを残す面でも貴重

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  • ★★★★☆ 

    スカラベ  |  札幌  |  不明  |  2008年07月18日

    ゛聴き直し致しました。「りっく、さいたまさん」の指摘の通りです。バイロイトの歴史的録音と、この演奏の弦楽の艶の比較は、間違いでした。また、バイロイト劇場の音響は、「りっく、さいたまさん」の解説の通りです。24 bitの現在の再録音が、弦楽の艶まで変えていること忘れて居りました。勉強に成ります、この場をお借りしました、ありがとうございます。

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  • ★★★★★ 

    りっく  |  さいたま  |  不明  |  2008年07月13日

    最後まで聴きました。特に3幕は素晴らしい。乗りに乗ったときのStaatsoperのオケが、いかに迫力に満ちた演奏を繰り広げるか、歌手たちといかに相乗効果でお互いを高めあうか、雄弁な例証になっています。第一幕の前奏曲からそうでしたが、ウィーンの弦の艶やかなポルタメントがこの曲の官能美を強調して止みません。録音バランスの問題が一番で、第二幕では、特にトリスタンの声が遠くなり、愛の二重唱が1・5重唱になってしまっています。グロープ・プランドルは終始絶好調。フリーダ・ライダーのような明るい美声。ルスティッヒも3幕では迫力十分。

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  • ★★★★★ 

    りっく  |  さいたま  |  不明  |  2008年07月12日

    KonwitschnyのMeistersingerとともに、素晴らしい録音。スカラベさんが指摘するようにBayreuth録音とは質が違う(響きがなく、歌手優先)が、私は大満足。が、情報量は少なくなく、ウィーンで愛されたGrob-Prandl夫人の絶好調のIsoldeが堪能できる。Tristanは、たぶんセカンドキャストのLustigだが、シーズン中の公演記録としては、この日のは成功だったのではなかろうか。Cluytansの解釈は、暗さより愛の激情を前面に出していてロマンチックだが、ノリのよさに驚く。今後とも50年代の良質な録音の公演記録がどんどんリリースされることを希望。

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  • ★★★★☆ 

    スカラベ  |  札幌  |  不明  |  2008年07月09日

    歴史的録音としては、1956年 と期待の持てる録音データが 記されている。しかし、第一幕及び第二幕では、他のバイロイトの歴史的録音と比べてオケの艶も無くイゾルデの声にも乗りが感じられない。この貧しい録音でも、ここでのイゾルデは、力不足に聞こえる。だが、第三幕では、オケの弦楽、ホルンもしっかり鳴っている。特に見違えるようなイゾルデの詠唱。1956年のVPOが、すばらしい。クリュイタンスに寄せるオケ、共演者一同の絶大な信頼が聞ける貴重な記録と成っている。

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