【中古:盤質A】 組曲『惑星』 A.デイヴィス&BBC交響楽団
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2017年11月30日
ベルベット・サウンド 弾性を持った温かい質感で鳴る音響に惹きつけられる 人肌を持った”惑星”から齎される抱擁感に包まれる 死の闇と冷感に満ちた宇宙空間に温かい血の通った人間が旅立つ時 恐怖を超える冒険心に内在する楽天性の滑稽さと愉快さが見える だがそこに広がる未知の脅威は厳然とあり続ける事実 実際に人間が宇宙に飛び出した今 ホルストが書いた誇大妄想的”惑星”の姿は全く違ったものになったと言える 遠くはない未来確実に人類は惑星間を飛行しているだろう まだ知り得ぬ恐怖に直面することもあるだろう その現実の前でわたしたちはその時 ”惑星”はどう聴くのだろう 見果てぬ夢の象徴としてか また見たものとの齟齬に戸惑っているのか それをわたしたちは知る由もない ただ未来の私たちも”惑星”を聴いていると思う 宇宙に不思議がある限りそして人類が知ることを欲する生き物である限り幻想の窓は閉じられない これはいい お聴きになっては如何2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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盤鬼hmv11 | 福岡県 | 不明 | 2011年04月25日
かれこれ5〜6年前に購入して以来、数回聴いた程度で放っておいたCDである。というのも、当時は平凡でごくありふれた演奏にしか聴こえなかったから。クレジットに拠ると録音は1993年にT・フォークナー氏が担当しており、彼のセンスと実績から見てどうにも合点のいかぬ仕上がりが何とも不可解であった。7年程前、現在の部屋に新たに再生装置を導入、ひたすらSPのセッティングと部屋のチューニングに意を注いできた。その後の停滞・紆余曲折を経てようやく90%程度の能力を引き出せる様になったと確信を得た頃、ふと当盤が脳裏を過った次第。あの凡庸なCDがどの様な変貌を見せるか、あるいは変わり映えせず埋没するのか、まことに興味津々、結果は先述の方々とほぼ同様の素晴らしいものであった。これが同じCDとは全く思えない、まさに別物、左右の展開は相応に感じられたが前後方向の広大さには大変驚いた。よって上記の疑問は完全に消え失せた、やはり彼は信頼に足るエンジニアであったのだ。加えて、今後へ向けた更なる改善の目途がついたのも喜ばしい限りである。今回の体験から言えば、当然のことながらレヴューに関してもより慎重な記述にならざるを得なくなる。自戒の念を込めて記入したこのレヴューが諸兄の参考になれば幸甚の極みであります。 (因みに文中の試行錯誤には一切お金をかけておりません、再生機器の能力が存分に発揮されなければ宝の持ち腐れです、御自身の聴覚を信じて労を惜しまず根気よく追い込むのが何よりです)2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ケイン | 東京都 | 不明 | 2010年05月04日
想像以上に超すばらしかった。お国モノのDNAっていうものは音楽にもある… ということを感じさせます。そして けっしてクリアという感じではないが よく音を拾っているヌケのいい録音で、すばらしく聴こえが良いです。とても豪快な火星や木星、たいへんリリカルで気持ちの良い金星や土星など A・デイヴィス指揮は手作りの味わい。BBC響も とくに金管と打楽器の健闘を大いに称えたい。この曲のCDの最高の一枚として挙げたい。しかも1000円? すばらしい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ロシア音楽ファン | 大阪 | 不明 | 2009年01月22日
期待しないで聴きましたが、文句の無い素晴らしい名演です。特に「火星」が良かった。冒頭からのハイテンポ、金管、打楽器の大音響に寒気を覚えてしまいました。これにはカラヤンも!です。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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