Violin Concertos Op, 8, : Huggett(Vn)Kramer / Raglan Baroque Players
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盤鬼hmv11 | 福岡県 | 不明 | 2011年12月01日
単調でサラ〜ッとした演奏は勿論嫌いだが、かと言ってビオンディやカルミニョーラみたいに大きくテンポを揺り動かすのもねぇ〜、と食傷気味の方々には打って付けのCDだと思う。樹木で譬えるなら、屋台骨である幹はそのままに枝葉でもって変幻の妙を味わって頂こう、という趣向に思える。中庸と言ってしまえば簡単だが、其処彼処に知的な計算が窺えるので結構ワクワクさせられる。しかも決して押し付けがましい痣とさが感ぜられぬのが良い。収録場所はAbbey Road #1 studio とあり、オケなど大編成ではとても良い響きで好印象を持っているが、当盤ではSP中央近辺からあまり拡がりを感じない。会場の広さとこの団体の規模のミスマッチというよりMICセッティングなど担当BEのセンスの問題だと思う、勿論小生には不満だらけ、奥行も不足気味でもっとスカッとした見通しの良さが欲しい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Portia | 東京都 | 不明 | 2006年04月26日
モニカ・ハジェットと言えば,The Academy of Ancient Music によるOp.8全曲盤(英オワゾリール)での見事なソロが印象に残っています。この人のソロでOp.8全曲を是非聴きたいと思っていましたが,このVirgin Classics盤でようやく願いが叶いました。1曲1曲が丁寧に弾き込まれていて,装飾音やトリルの扱い方にも「細やかさ」を感じます。曲想に相応しい濃淡・陰翳の描き分けは,やはりバロックで長年キャリアを積んだハジェットならではのものでしょう。ラグラン・バロック・プレイヤーズの合奏も生気溢れるもの。1988〜89年録音。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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