【中古:盤質B】 チャイコフスキー『くるみ割り人形』 マリインスキー劇場バレエ団、ゲルギエフ指揮
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LaLaLa | 滋賀県 | 不明 | 2010年08月24日
人にはそれぞれ好みというものがあって、これは、HMVのレヴューにもあるように、いわゆる、クリスマスにやる童話的な、オーソドックスな『くるみ割り人形』ではありません。原作のホフマンのブラックでちょっとグロい幻想的な雰囲気がよく現れています。ストーリーや結末も違っていて、まったく別物と考えた方がいいでしょう。クリスマスのおとぎ話的『くるみ割り』が退屈な僕は、かなり楽しめました。たとえば、シュバンクマイエルとか好きな人も、それなりに楽しめるかも。ちなみに、マーシャを踊っているのは、ゲルギエフ・ロパートキナの『白鳥』で、王子の友達を踊っています(そのほか、四羽の小白鳥なども)。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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聴楽斎 | 神奈川県茅ヶ崎市 | 不明 | 2007年12月18日
ゲルギエフ・オケの演奏は、かなり素晴らしい(但しスヴェトラーノフ、、ロジェストヴェンスキーの同曲のDVDの演奏よりは落ちる)。反面、ダンスが「くるみ割り人形」のような幻想バレエに全くふさわしくなく、観ていて気分が悪くなる。これは新規さ、奇抜さを装ったシモノフの振り付けが、プティパ・イワノフのオーソドックスな振り付けに比べて非常に低レベルだからだ。例えばこのバレエの最高のハイライトの一つであるパドドゥの振り付けの貧弱さは情けなくなるほどだ。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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天然芝 | 秋田県 | 不明 | 2007年11月20日
先刻キエフバレエの素朴な「くるみ割り」を見たばかりの目には、いささか刺激の強すぎる演出(ほとんどパロディと言ってもよいほどだ)に馴染むのには時間がかかりそうだ。 そのキエフバレエ出身で日本でも人気急上昇中のサラファーノフ演じる王子のあどけなさの残る容姿と卓抜した技術のギャップも見所である(出番が少ないのが非常に残念、普通の演出で見てみたかった) 演出は奇抜だが、ゲルギエフ指揮のオーケストラは速めのテンポで正面からぐいぐいと押していく、これは見事というほか無い。 観る前に若干の心の準備が必要かもしれない。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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