ダフニスとクロエ Daphnis et Chloe
検索結果:5件中1件から5件まで表示
-
sora360 | 不明 | 不明 | 2021年03月21日
■duttonvocalion製SACDで40年の時を超えて究極の冨田シンセサイザーアルバムの再現■ 冨田勲さんのシンセサイザーアルバムはサラウンドで制作されています。 かつてLPでサラウンド盤が盛んに製作されていた時は、冨田さんのアルバムもビクターのCD4形式による4chサラウンド版が発売されており、冨田さんの再現しようとしていた音響空間を再現した視聴が出来たようです。 残念ながらLPによるサラウンド盤は早々に廃れ、専用デコーダーが必要なCD4形式サラウンドLPレコードはほぼサラウンドで再生することが出来なくなっていました。 一時期、「惑星」「展覧会の絵」「KOSMOS」などの一部のアルバムは ドルビーサラウンド化したCDが発売されたこともありましたが、あくまでも簡易的手法でした。 そして「ダフニスとクロエ」は長らく冨田さん自身が関わるイベントなどでしかサラウンドで視聴することが出来ませんでした。 おそらく40年の時を超えて製作当時の冨田さんが意図した音響空間で再生出来る「ダフニスとクロエ」ではないかと思います。 しかもSACDであり現在実現できる高音質メディアでのリリースです。究極の盤と言えるのではないかと思います。 SACDフォーマットで視聴すると、自分を360度取り囲むように音空間が広がり、前後左右様々な方向に音の要素がちりばめられているのが感じられます。時には音の塊が押し寄せたり引いて行ったりもしていくところもあり、冨田さんはこういった形で表現したかったのかとこの盤を聞いて初めて知ることが出来ました。 現在サラウンドのTOMITA「ダフニスとクロエ」はこのduttonvocalion盤 だけだと思います。 是非!2人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
300B | 千葉県 | 不明 | 2020年11月20日
Dutton LaboratoriesのSACDのレビューです。 CD/SACD両方の2チャンネル音源の、3曲目のボレロの冒頭2分半程度に、旧盤にはない高周波ノイズが入っています。 Dutton Laboratoriesに問い合わせたところ、彼らが使用したマスターテープに入っているとの回答でした。 旧盤のRCA/Victorのマスターと、ソニークラシカルのマスターで、違いがある可能性があります。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
テリーヌ | 兵庫県 | 不明 | 2016年05月12日
レコード時代に初めて発売されてから37年を経てあらためてCDで聴いてみなした。モーグ・シンセサイザーは当時未来的な最先端のサウンドと感じましたが、今聴くと違和感など全くなく、むしろ古典的(あるいは昭和後期的)な雰囲気に包まれそうです。ダフニスとクロエなどは冨田氏シンセサイザー編曲群のなかでも最高傑作だと思います。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
Gleam | 不明 | 不明 | 2011年05月04日
モーグ・シンセサイザーが奏でる奥行きのある鮮やかな色彩感に満ちた空間。ジューリーニ&コンセルトヘボウの「マ・メール・ロア」もすばらしいが、冨田勲はオーケストラを超える具象化した世界を創り出している。最終曲を定位の優れた装置で再生すると、ラヴェルも期待し得なかった「妖精の園」が広がる。 曲を聴いた後に描かれたとしか思えない磯野宏夫の手になるジャケットすばらしさは、残念ながらCDの大きさでは味わうことができない。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
チェックメイト | 不明 | 2008年05月17日
'79年発表。宇宙3部作を挟んでの作品だが、「冨田勲の世界」でメイキングを一部公開していた、76年に着手されていた録音が待望のリリース。メルヘンなジャケに彩られた、第1作「月の光」の続編的存在で、フランス近代音楽のラヴェルを取り上げたもの。「ダフニスとクロエ」組曲第2番を、鳥の鳴き声のSEや深いストリングス、ヴォコーダーによる合唱など複雑な編曲で取り上げており、「冨田勲と言えば「月の光」」とこだわる古参ファンも進化ぶりに脱帽した、70年代の総決算。「マ・メール・ロア」は英国の民話「マザー・グース」のことで、京劇音楽風アンサンブルが出色。海外では併録の「ボレロ」を表題にアルバム発売された。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:5件中1件から5件まで表示