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ブラームス(1833-1897)

CD 【中古:盤質AB】 ブラームス:交響曲第4番、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、序曲『コリオラン』 シューリヒト&フランス国立放送管、アラウ(1959ステレオ)(

【中古:盤質AB】 ブラームス:交響曲第4番、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、序曲『コリオラン』 シューリヒト&フランス国立放送管、アラウ(1959ステレオ)(

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    masato  |  新潟県  |  不明  |  2012年01月07日

     富士山のようなどっしりとバランスの取れた山もあれば,北アルプスのような急峻な山容を誇る山々もある。ザンデルリンクの4番は正に富士山の様。どっしりと安定し,バランスがいい。そして,このシューリヒトが描く4番は,正に峻厳な北アルプスだ。一つ一つの音が,北アルプスの岩肌の厳しさ,鋭利さを連想させる。しかし,峻厳一点張りというわけではなく,厳しい自然の中でひっそりと咲く高山植物のような可憐な美しさも,チラッと顔を出したりする。  富士山と北アルプスの峰々…全く様相の異なる山容だけど,どちらもたまらなく美しい!

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    ワレンペラー  |  広島県  |  不明  |  2011年08月22日

    凄絶なコリオランもいいが、やはり注目はブラ4だろう。僕もバイエルン盤を愛聴していたが、今回のフランス国立管はよりシューリヒトらしく、無造作なまでに淡々としていながらも時折聴き手をハッとさせるような閃きに満ちている。独特な凄みをもつsfz.も息を呑むばかりで、これはこの指揮者ならではの神業だ。オケはあまり巧くはないが、弱音の微妙なニュアンスをよく表現しており、さっぱりとした音色もシューリヒトのスタイルによく合う。録音は年代にしては鮮明だが確かに定位がやや不安定。

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    Theta  |  AUSTRALIA  |  不明  |  2011年07月27日

    かつてメロドラム?から劣悪な音で出ていたものをきいて、身の引き締まるような厳しさと灼熱の輝き、鮮烈さに驚かされた演奏です。その時とは比較にならないほど良い音できけるようにしてくれた制作者には感謝あるのみです。演奏はシューリヒトの同曲演奏の中でも出色の出来で、指揮者の気迫とオーケストラの緊張感が終始高いレベルで保たれていることに驚嘆させられます。終焉後の喝采がものすごく、やがてロックコンサートのような手拍子に変わり、また(シューリヒトが舞台に戻ってきたのでしょう)ブラボーの嵐に変わる模様が収録されています。演奏自体とは関係ないという向きもあるでしょうが、この名演に直接接した人々の感動が伝わってきて、こちらも胸が熱くなります。制作者の「粋な」計らいに拍手を送りたいです。音質面でいうと、ステレオはやや定位が不安定で、そんなにいいとは個人的には思いません。焦点の合ったモノラルでむしろききたかったです。冷え気味・痩せ気味のリマスタリングの傾向も相変わらずで、これはあまり感心しませんでした。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年07月21日

    本盤には、シューリヒトのライヴ・コレクションの第3弾として、シューリヒトが十八番としていたベートーヴェンやブラームスの諸曲がおさめられている。本盤は、今般の第3弾の中では唯一のステレオ録音ということも多分にあるが、それ以上に演奏内容においても、今般の第3弾の白眉と言える一枚と言えるのではないだろうか。冒頭のベートーヴェンの序曲「コリオラン」の豪演からして我々聴き手の度肝を抜くのに十分だ。これほどの壮絶でドラマティックの極みとも言うべき演奏は、かのフルトヴェングラー&ベルリン・フィルによる名演(1943年)にも匹敵すると言えるところであり、音質面を考慮すれば本演奏の方がより上ではないかとさえ思われるほどだ。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番は、若き日のアラウによるピアノに関心が集まるが、確かに本演奏においては後年のアラウ(ディヴィス&シュターツカペレ・ドレスデンによる名演(1984年))のような威容は感じられない。しかしながら、シューリヒトによる見事な指揮によるところも大きいとは思うが、この当時のアラウとしては重厚にして味わい深いピアニズムを展開していると言えるのではないか。また、このアラウのピアノを好サポートしたシューリヒトも、フランス国立管弦楽団ともども重心の低い立派な演奏を行っている点を高く評価したい。そして、ブラームスの交響曲第4番であるが、これは圧倒的な超名演だ。シューリヒトによるブラームスの交響曲第4番は様々なオーケストラとともにいくつかの録音を遺しているが、これまでのところ随一の名演はバイエルン放送交響楽団との最晩年の演奏(1961年)であったと言える。ところが本演奏の登場によって、両者同格の名演との位置づけになったと言っても過言はあるまい。そして、1961年盤が現在では入手難という点に鑑みれば、当面は本演奏がシューリヒトによるブラームスの交響曲第4番の代表盤になったと言えるのではないか。前述の1961年盤がインテンポによる名人の一筆書きのような枯淡の境地を感じさせる端麗辛口の名演であったが、本演奏はテンポはいささか速めであるものの、どちらかと言うとむしろ濃厚なロマンティシズムに満ち溢れた名演と言える。テンポも全体の造型が弛緩しない程度に動かすなど、細部に至るまで実にニュアンス豊かであるが、その独特の味わい深さはこれぞシューリヒトの芸術の真骨頂と言えるだろう。そして、第2楽章をはじめとした同曲に特有の美しい旋律の数々も、シューリヒトは1961年盤以上に心を込めて歌い抜いており、そのロマンティシズムに満ち溢れた情感の豊かさには抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。終楽章の各変奏の描き分けも秀逸であり、その味の濃い濃密な表現は巨匠シューリヒトだけに可能な豊かな芸術性溢れる圧巻の至芸であると言えるだろう。録音は、前述のように今般のシリーズ第3弾の中では唯一のステレオ録音であり、実に素晴らしい音質であると言える。シューリヒトによる至高の超名演をこのような素晴らしい高音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。

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    RCS  |  東京都  |  不明  |  2011年07月18日

    シューリヒトのブラームス第4番はかつてバイエルン盤で感動し、その後ウィーン盤で更に感動しましたが、このフランス国立放送盤も、指揮者の巧さを実感させられる甲乙付け難い素晴らしい演奏だと思います。シューリヒトのブラームスの4番にまた1枚名盤が・・・、嬉しい限りです。

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