【中古:盤質A】 後期6大交響曲集 カザルス&マールボロ(3CD)
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Haru | 千葉県柏市 | 不明 | 2006年07月29日
絵画に例えればゴッホのように、一般的な美的感覚からは遠くかけ離れた演奏。従ってカザルスを知らない若いリスナーには相当の覚悟を持って聴いて頂きたい。しかしこの真実の音楽の素晴らしさの琴線にもしも触れることが出来れば、一生の宝になることと思います。フルトヴェングラーやブダペストSQのベートーヴェン、シゲティ晩年のヴァイオリンの素晴らしさがわかる方ならば、挑戦する価値は有ると思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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福永陽二郎 | 藤沢 | 不明 | 2006年06月03日
漸くこの名盤が記念YEARに廉価版で-輸入版だが-蘇る。実に嬉しい限りだ。30年前のLPレコード時代から何度も繰り返し聴いてきた手作りのモーツアルトである。やや人間臭さが強い部分もあるが、今回の復活で若手のクラシック・ファンに受け入れられるか興味深いところだ。野暮ったく、人間臭い手作りのモーツアルトであるが、魂に響く音楽(演奏)である。雄渾な「ジュピター」,切なく哀しい「40番」,男らしさプンプンの「ハフナー」「リンツ」等、聴き応えがある。ジャケットもGOOD!!だ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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肉ポエム | 東京 | 不明 | 2006年05月20日
ジュピターは雄渾の一語に尽きる。猛々しく、男性的であり他の演奏とは一線を画している。弦は弓を叩き付け何かに勝負を挑むかの様な気迫で進み、管は戦の勝利を宣言するかの如く高らかに鳴る。オーケストラは鳴りきっているが下品さは一切無く、うっすらと高貴な味わいすらある。カザルスの至芸である。40番は昔から定評のある演奏で、まったくモーツァルトらしくない様でいながら、響きの高潔さは本質と少しもかけ離れていない。ようやく廉価盤が発売となったのでこれを機に若い人は是非とも聴いて欲しい。語り継ぎたい名演といえよう。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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