[エルガー:作品集]行進曲「威風堂々」全曲他 ギブソン他/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団他
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レインボー | 不明 | 不明 | 2023年03月29日
シャンドス・レコードから発売されたエドワード・エルガーの作品集である。 2枚組であり、1枚目はアレクサンダー・ギブソン指揮、ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団の演奏で収録された『エニグマ変奏曲』と『威風堂々』である。 この音源は1994年発売のCD(品番CHAN6504)をそっくり転用したもの。 ギブソンはオペラ畑出身だが、シベリウスの様な北欧音楽から、イギリス音楽までを録音したベテランだったがCD化はそう多くはなく、シャンドスに残された録音が1番多くCDになっており、本CDもそんな1枚である。 その演奏は一言で言うならば中庸であり、イギリス的とも言えるもの。 スコティッシュ管は流石によく鳴らしており、これはこれでなかなかに立派な演奏だろう。 2枚目はエルガーの管弦楽作品からあまり知られてない作品を集めたもの。 愛の挨拶を別にすれば殆どがまずエルガーファンでもない限り知られていない作品であり、オーボエ独奏の独白や、スルスム・コルダ等大変貴重なものが収録されている。 演奏は全曲ボーンマス・シンフォニエッタ、指揮は1曲目から14曲目までが、ノーマン・デル・マーの指揮で、15曲目から20曲目はジョージ・ハーストの指揮で収録されている。 デル・マーの音源は、CHAN8371という品番のCDをそのまま収録、ハーストの音源はR.V.ウィリアムズとエルガーの作品を集めたCHAN8432からエルガーの曲だけを転用したもの。 演奏は共になかなか良く、特にエルガーを得意としたハーストの演奏は見事。 ハースト、デル・マーもギブソンと同じくCD時代ではあまり復刻されないがなかなかの実力者であるのがわかる一枚である。 録音は1975~1978年で、時代を考えれば充分な水準。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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