Symphonie Fantastique: Maazel / Cleveland.o
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shinsaqu | 山口県 | 不明 | 2013年01月13日
たった5年の間隔で同じ曲を同じオケと録音・発売するというケースは、いくら売れっ子指揮者といえどもそうそう無いことであろう。 録音エンジニアの力量・癖・思惑やレコード会社の目論見なども影響しているかもしれないが、そんな滅多にはない機会に以前と同様のアプローチをした演奏を録音したいと考えるだろうか。 ディスコグラフィをみても’80年ごろからウィーン・フィルとの仕事が多くなっていて、その合間に昔の馴染みと当時とは違う環境で録音しようというのだから、違いを生み出そうとか5年の歳月で得たものを投影しようとか考えていたのではないだろうか。敢えて流麗なベルリオーズを描いた結果なのだと思う。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ぼん | 神奈川県 | 不明 | 2008年11月25日
これを聴くとマゼールの「幻想」の解釈の変遷がじつによくわかる。74年のクリーヴランドとの来日公演では、爆発的な熱狂と狂気が凄まじいまでの迫力を生み出していましたが、それがソニー盤、テラーク盤と時代が経つに従い、狂気に没入することから楽しむことへと変化したためか、曲全体のもつ多彩な要素をパノラマ的に展開していくことに重きを置いた解釈に変わっていったように感じられました。最高に興味深い演奏です。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フランツ | 宮崎県 | 不明 | 2008年10月16日
もっと白けた即物的な演奏を想像していたら、全然違っていて、とても楽しめました。1楽章から5楽章までを見通して、見事な「幻想」を創っていると思います。確かに「狂気」とはほど遠いですが、でも「狂気」がどういうものか分かった上での冷静さみたいなものを感じて、初めての世界観、初めての「幻想」観を味わいました。 マゼル自身はとっても楽しんで指揮しているんじゃないでしょうか(笑)1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Karin Maam | 宮崎 | 不明 | 2008年07月28日
Yunikoさん、マゼールの事分かってくれていて嬉しい。CBS盤は、幻想の最高傑作。あれがあれば、他の盤はいらない。それが今は廃盤なのか。テラーク盤は、あの緊迫感、凄みがない。それでも、小澤とかラトルよりきっと良いでしょうが…。 Yunikoさん、NPOとのシェヘラザード持ってますか?あれも最高の名盤なのに、CD化さえされていない。マゼールはBPOの常任になりそこなってから不遇ですね。しかし、分かっている人もいると知って、うれしかった。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Yuniko | 新潟県 | 不明 | 2008年02月15日
80年代に一世を風靡していたTelarkだけに、録音はとてもよく、クリーヴランド管の瑞々しい音色が鳴り響く。ただ演奏自体は同じコンビの77年盤(SONY)に比べると、曲の基本設計は同じながらも、まろやかというか、やわらかすぎるというか・・・。ベルリオーズの狂気が渦巻くような77年盤の鮮烈さには及ばない。77年盤の復活を切に望む。(マゼール本人は当盤を「会心の出来映え!」と評したというが)2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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北国の春 | さっぽろ | 不明 | 2007年08月05日
この人 外れが無い 曲の進行と共に 画面が頭を過ぎって行く こう云うストーリー性のある曲目 見事に創り上げる デビューから今日まで相変わらずの構成力 天才の成せる技か0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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