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ベルワルド(1796-1868)

CD 交響曲第3番「風変わりな」/同4番/ピアノ変奏曲 カム/ヘルシングボリ交響楽団

交響曲第3番「風変わりな」/同4番/ピアノ変奏曲 カム/ヘルシングボリ交響楽団

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    コピーマスター  |  千葉県  |  不明  |  2013年01月28日

    他の方のレビューにつられ、ベルワルドは初めて聴いたが、これはよい。 もっとロマン派的なものを想像していたが、交響曲第3番の第1楽章を一聴して、なんだベートーヴェンじゃないかと思った。 或いはシューベルトか。あの「グレイト」のようなすぐれたリズム感が顕著だ。と言っても、先人の物まねではない確かな個性、新しさが感じられる。これは面白い! 交響曲第4番はより古典よりかもしれないが、これも中々楽しい。見かけは同じ音型が繰り返される部分も多いのだが、そこから有機的な存在感が立ち上がってくる音楽になっているのはさすがだ。 演奏がよいのかもしれない。音の混ざり具合が絶妙で、とにかく上品であり、清々しさに溢れている。ブルックナーやシューベルトのような天才性をここに感じる。 そして、ピアノ協奏曲。こちらはベートーヴェンではない。ショパンである!(笑)ご存じのとおり、ショパンのピアノ協奏曲というのは、彼の独奏曲にオケをつけた形とはかなり異なった印象のものであるが、こちらはあたかも独奏曲にオケをつけたような感じである。 ただ、巷にいくらでもある人工的な疑似ショパンではない。ベルワルドのそれは本当に音楽を感じる。間違いのないように言っておくが、これもショパンの物まねでではなく、おそらくベルワルドの音楽なのである。その証拠にどの有名ピアノ協奏曲にも似ていない。 この旋律の運び、そしてこのピアノの響きはどうだろう。これほど魅力的に響くトリルを聴いたのは正直言って久々である。まるで少女に何かを語りかけられるような、思わず耳を傾けてしまわざるを得ないようなものがそこにある。温かさ、愛らしさがある。 極めて充実度の高い1枚である。

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    横須賀マリノス  |  横須賀市  |  不明  |  2009年02月02日

    ブリリアント・レーベルの交響曲2枚組みより値段が高いこのCDを買ってみたが、後悔はしていない。なぜなら、このCDに入っているピアノ協奏曲がお気に入りになってしまったため。軽やかなピアノがオシャレなピアノ協奏曲を聴くためだけでも、このCDを買う意味はあると思います。

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    安曇野にて  |  信州  |  不明  |  2007年10月09日

    ベルワルドは好きで聴いてきたが、3番ではこのCDがトップです。北欧らしい清冽さ。くるくる変わる表情。そして物凄いメリハリ。第二楽章はハイドンの驚愕の100倍のことが起きる。カム、侮れず。

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