『フランスのサクソフォン四重奏曲集』 ケナリ四重奏団
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2017年07月12日
サキソフォーンが好き という人はきっと大勢なのだろう 比較的発音しやすくそれこそ手軽だから 演奏経験のある人はギターと肩を並べるほどいる それでもオーケストラの中では特殊な部類から脱していない つまりは管弦楽の響きの中に入れると 飛び出すか埋没するか その作曲上の扱いが難しい アドルフ・サックスが木管と金管の音色を融合させる目的で発明したのだから当然の結果なのだが 時間はその特色ある音色を際立たせる方向へサックスの活躍の場を広げていった 吹奏楽やジャズの世界でこそなくてはならない個性として珍重されているが このようなサックス・アンサンブルはやはりマイナー・エリアに押しやられている それでもフランス系の作曲家たちはサックスを愛し営営と楽曲の中にサックスの可能性を模索している 何がフランス人たちを魅きつけるのか これはなかなか面白いテーマだ さて お前はなんだと問われれば 碌に吹けもしないのにこのブサイクな真鍮のパイプの音に惹かれてしまう男なのだ ヤンチャな素顔を隠してちょっと気取ってお清ししているフランス娘の声が忘れられない駄目男ときてる1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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