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オルフ、カール(1895-1982)

CD カルミナ・ブラーナ マイケル・ティルソン・トーマス&クリーヴランド管弦楽団

カルミナ・ブラーナ マイケル・ティルソン・トーマス&クリーヴランド管弦楽団

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  • ★★★★★ 

    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2018年01月22日

    20代だったMTTが奇しくも持ち前の音楽性を活写した”カルミナ・ブラーナ”がこうしてまだ聴けることに少々驚いた アメリカとイギリスのオケを渡り歩いた経歴だけというMTTはある意味ローカルな指揮者だ その指揮によるレパートリーは良い意味でも芳しくない意味でも狭い 演奏には高い評価があるもののどこか辺境じみた世界の片隅に押し込まれている感が否めない それは世人が貼ろうとするレッテルではしっくりこない様相がいつもどこかに見え隠れしてしまうからだろう 例えばマーベルに代表されるようなアメリカ的ではない ディズニー的でもない 世界最強の軍隊的でもない どこまでも西海岸の指揮者なのだ 都会的であってもどこかに田舎者を引きずっている ある方面からの期待をいつも裏切ってきたとも言える だからこの”カルミナ・ブラーナ”の世評も褒めていながら何か歯に衣着せた隙間風が吹く だがわたしなどはこれが好き 音が重なり合って盛り上がっても重くならず見通しがいい 弱音の美しさ意味深さそして余韻 今もそうだが暴力的であったり虚無的であったりしたことがないのがMTTだ 長閑で広やかで軽やかだ 音楽はこうありたい きっと朋もニコニコして聴くだろう あなたも如何 

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  • ★★★★★ 

    テリーヌ  |  兵庫県  |  不明  |  2016年06月09日

    ヨッフム盤以外で感銘を受けた優れた演奏と録音です。その後他の演奏も聴きましたが、この盤はベスト3に入ります。ほかには小澤征璽氏のものも好きです。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2012年02月21日

    ティルソン・トマスさんの極めて初期のディスクとして注目すべきもので、発売当時、結構話題になったように記憶しております。今回初めて聴きました。さて、ま〜これがやりたい放題。緩急や強弱のコントラストを思う存分つけて、けれんみたっぷりの演奏。近頃はずいぶんと「穏和」な演奏が多い印象のティルソン・トマスさんだったので、大いに驚きました。また、録音も、左右への広がりを強調しステレオ効果バツグンで(やり過ぎの気もしますけど)、ピアノがずいぶんはっきり聞こえるなど、これまた他のディスクとは相当違う特徴があります。こういうところを面白いと思って聴くことができるか否かが、このディスクに対する評価の分かれ目でしょう。私個人は、「面白い」と思いながらも(特に第2部!傑作!)、やはりどこかいき過ぎではないか、もっと普通にやっても十分に楽しめるのではないか、というのが偽らざる感想です。これは中世ドイツの世界の再現ではなく、現代アメリカの娯楽色テイストの強い「カルミナ・ブラーナ」ではないかしら?ま、そんなところかな。声楽陣はソロは表情付けの濃い、個性的な歌で大いに面白し。合唱はとくに何とも(どっちかと言えば、感心はせず)。録音は各パートの音はよく拾っているけれども、全体の量感には欠けますかね。また、低域にブースターでもかけたような妙な残響(反響)があって、それは不自然でちょっとよろしくありません。ま、面白い「カルミナ」、興味のある方はどうぞ。

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  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城  |  不明  |  2008年10月10日

    これは素晴らしい。名曲の、違った面を見られる。そしてオーケストラが本当に凄い。

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  • ★★★★★ 

    mizumoto  |  東京  |  不明  |  2008年06月22日

    僕も この曲にはヨッフムやアイヒホルンなどのドイツ的な演奏を好んでいました。それを一変させられたのが コレです。にゃおにゃお金さんと同感ですが 凝ったような録音で 今まで聴こえなかった打楽器や多彩な音が見事にハッキリと聴こえてきます。春の祭典でも驚いたんですが ティルソン=トーマスは凄腕ですね。なぜ日本ではイマイチ評価されていないんでしょう? 天才です。

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  • ★★★★★ 

    にゃおにゃお金  |  市川市  |  不明  |  2006年12月26日

    LP時代以来、久々に聴いたが、この指揮者らしい才気に溢れ、しなやかな名演だ。ヨッフムに象徴される「いかにもドイツ」的な演奏が好きな私でも、「ウーン、こういうやり方もアリだな」と納得してしまった。「俺は院長様だぞ!」の部分など、痛快そのものである。この指揮を音として具現するのは、演奏者にとって生半可な事ではなかっただろうが、クリーヴランド管、流石である。いかにもこの時代のCBSっぽい、「わざとらしい」録音も、演奏にぴったりフィットしている。

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  • ★★★★★ 

    おっさん  |  練馬区田柄  |  不明  |  2006年08月29日

    初心者でも心置きなく楽しめるリズミックでスマートな演奏。迫力も十分。ビンダーはこの曲で最高のバリトン。

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  • ★★★★☆ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  2006年04月28日

    これはかつて4チャンネル時代にLPで出て、一度国内ではCD化されましたが、その時より多少お化粧された音で再発されました。録音のせいもあって重厚な感じは全くありませんし、いかにもアメリカ的で明るく、ジャジーな《カルミナ》ですが、妙な魅力があって、時折の要求に応えて聴き続けていた一枚です。歌手人もコーラスも今ひとつ、でもこれは多分に録音のせいもあるでしょう。T.トーマスは時折《春祭》や《ぺトルーシュカ旧盤》などで意外な名演を聞かせてくれますが、この一枚もその部類です。

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