Aimard(P)Carnegie Hall Recital Berg, Beethoven, Liszt, Debussy, Etc
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un portrait | 東京都 | 不明 | 2007年04月26日
いかにもエマールらしいプログラム。明晰さは相変わらずで、ベルクではそれにプラスする抒情性が美しいが、その後に置かれるとベートーヴェンが不思議に色彩豊かに活気づく。リズムの取り方、和音の鳴らし方ひとつ取っても「埃落とし」をした演奏で、やっぱりこのひとはブーレーズ弟子だなと思うが、ここでは実演ゆえの躍動感が感動的。水をテーマにした後半も、リスト、リゲティ、ドビュッシーと意欲的。アンコールまでにやりとさせられる選曲だが、中では《二十の眼差し》から第11曲(!)が、この上もなく美しく陶酔的な演奏。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 2005年04月09日
おそろしいほどに生真面目なピアニストだと思います。「熱情」はオーソドックスの極みです。新しいことは何もやってません。ベルクもリストも教科書どおりの展開ですが、でもこの人の音色の敏感さは素晴らしいですね。一番良いのはリゲティです。全体をこのテンションでまとめることができれば、素晴らしい仕上がりになったのにと思います。ドビュッシーもオーソドックスですね。音の力を信じて自分なりの解釈をくわえてもいいのになあと思いますが、そういうことはしない人なのかな?病院のベッドで聴くには快適快適。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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