<オルガン作品集1>(全19曲) リュプザム
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おむちゃん | 京都府 | 不明 | 2011年05月12日
メランコリー親和型鬱病の方へ。これはクラシックファンに対するレビューではありません。 ワタシは10年前鬱のどん底にありました。そのときに一番こころに寄り添ってくれた音楽がこのディスクに収録されている14、16曲目です。特に後者「Ciacona in D minor」をリピートして聞き続けていました。洋楽ならクラシックからロックまでジャンルを問わず聴いていたのに当時はロック系(ボーカル入り)は一切受付けませんでした。クラシックでもドラマティックなものは駄目で坦々としたものを欲していました。たどり着いたのがオルガン音楽ですがバッハもブクステフーデもブラームスも駄目でした。楽理には詳しくありませんが、多分シャコンヌという「特定の和声進行の反復」が鬱の気分に寄り添ってくれていたのでしょう。昨今多いといわれる新型鬱病という他罰型のものは私には理解できないのですが、自責の念に捕らわれるメランコリー親和型と呼ばれる鬱病の方には実体験から試されてみては如何かと思います。 あわせて精神科医、芝伸太郎さんの著書「うつを生きる」「日本人という鬱病」もお勧めします。渦中にある人には読む気力も無いかもしれませんが、そばにいる方に是非読んでいただきたく思います。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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