Boston Blues
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tasuke | 新潟県 | 不明 | 2013年01月08日
サボイ・ブラウン、チキン・シャックの演奏もライブになるとブルーズ・ロックからはみ出してとてもヘビーな演奏になることがあります。しかし、スタジオ録音とライブの落差が最も激しいのがフリートウッド・マックでしょう。この頃のマックには、ピーター・グリーン、ジェレミー・スペンサー、ダニー・カーワンの3枚看板ギタリストがおりました。ライブでトリプル・ギターになることはほとんどなく、たいがい(1)グリーンがメインでカーワンがサブ(2)スペンサーがメイン(3)カーワンがメインでグリーンがサポート、の三種類のリード形態をとっていたようです。この作品の中で聴くべきところは、数々ありまして、特に24分以上も続く Rattlesnake Shake での、グリーン、カーワンの演奏が最大の見せ場かと思います。カーワンのギターもなかなかで、グリーンの挑発に対してひらめいた短いソロを決めている場面が多いです。 最後のEncore Jamには、ジョー・ウォルシュ、エリック・クラプトンまで参加しています。複数のギタリストが、アドリブを応酬し合う様は、この時代にしか考えられません。それぞろのソロを誰が弾いているのか思い描くことも楽しいです。もともとライブ・アルバムとして仕上げる前提の録音でしたので、音は申し分ありません。 現在、70年2月5日から7日、ボストン三公演のCDは、3枚別々で出されています。手に入りにくかったので、ダイジェストとは言え、この2枚組のコストパフォーマンスを選びました。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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