(ロマンティック・ピアノ協奏曲集 第2巻)メットネル:ピアノ協奏曲第2番、第3番 N・デミジェンコ(p)/J・マクシュミク
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遊悠音詩人 | 埼玉県 | 不明 | 2009年09月16日
火花散る技巧と豊かな抒情!決して有名とは言い難いメトネルの協奏曲二曲を、デミジェンコが鮮やかに描き切る!メトネルはラフマニノフの親友として知られ、事実ピアノ協奏曲第2番はラフマニノフに献呈されている。このことからも分かるように、ヴィルトゥオジティとロマンティシズムが最高潮に昇華した作風を持っているのだが、デミジェンコはそれら特徴を完璧に手中に収めている。Allegroの胸のすくような歯切れの良さと、Andanteの夢見るような情感の豊かさの対比はまことに鮮やか。第2番など、自作自演を軽く凌駕している。むしろ、ラフマニノフが弾いたら多分こうなるだろうと思わせるような、目眩めく超名演!第3番は特に終楽章がいい。6分過ぎた辺りから、それまでの雰囲気から一変、優しく柔らかく濃厚なロマンが歌われる。ここでデミジェンコは、まるで瞑想するかのように、繊細極まるタッチで奏でるのだ。第2番のToccataでバリバリのスタッカートを聴かせた人と同じ人が弾いているとはとても思えない。つくづく、デミジェンコの幅の広さには心服させられる。録音も、名エンジニア、トニー・フォークナーが担当しただけあって超優秀!5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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