『エト・ルクス(そして光)』 ネーヴェル&ウェルガス・アンサンブル、ミンゲット四重奏団
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うーつん | 東京都 | 不明 | 2020年04月11日
この曲をブラインド・テストしたら、何人が2009年作曲でバリバリの現代作曲家W.リームの作品と答えるだろうか。私は面白い編成でどんな響きと表現をかましてくるのか、と思い入手したがよい意味で裏切られた。紹介分にもあるが現代音楽というより数百年昔に書かれた宗教曲をリメイクした作品を聴いている気にさせられる。 何が何でもゲンダイオンガクを創らなくてはいけない…と考えず、テキストに導かれ、古の音楽に敬意を抱いて研究を行い、響きについての思慮の結果としてこの作品ができたのではなかろうか。 プリミティブで彩度が低く少しザラっとした手触りが感じられる。ECMらしいカバージャケットの秀逸なデザインがこの曲の雰囲気を表しているような気もする。現代作曲家の作品だが余計な色眼鏡を外して聴いてもらいたい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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