Stone Age-best Selections For Band
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レインボー | 不明 | 不明 | 2023年02月27日
このCDはオランダの楽譜出版社、デ・ハスケの参考演奏集で、デ・ハスケと関連の出版社が出した楽譜を取り上げたアルバムです。 1枚目は新曲のオリジナル曲中心。 8分前後から18分ぐらいまでの長めの曲中心ですが聴き所は行進曲『メドウェイ川襲撃』です。 別題にヴァン・ヘント行進曲とあるこの曲、作曲者はフィリップ・スパークです。 スパークの行進曲は演奏会用の作品が殆どで一般的なマーチ・スタイルとは違うものが殆どですが、この作品はオランダ王立海軍軍楽隊の演奏で初演された事もあってか、珍しくスタンダード・スタイルの重厚な出来になっています。 2枚目は主にライトな軽めの作品が主になっています。 こちらは一度聴けば十分と言った所でしょうか。 演奏者は複数いてます。 最も多いのはアントワープ・ウィンズ(指揮:ユリ・ブリアント)で、2枚目の大半を占めています。 演奏曲が軽めな作品もあってか、演奏は悪くありません。 2枚目には他にミッドウェスト・ウィンズ(指揮:ダン・ゴーランド、マイケル・スウィーニー)もありますがこちらは完全にポピュラー系ばかり、恐らく録音用の団体で、演奏は普通と言った所。 日本からは名古屋芸術大学ウィンドオーケストラ(指揮:ヤン・ヴァンデルロースト)が登場しています。 自作とハデルマンの作品を演奏しており、良くも悪くも模範的な演奏です。 他にはデ・ハスケで何度も登場しているオランダ王立陸軍ヨハン・ヴィレム・フジョー軍楽隊(指揮:テイメン・ボトマ少佐)による安定した演奏や、ドイツ連邦軍軍楽隊(指揮:クリストフ・シャイブリング中佐)による硬めのサウンドを活かした好演奏が収録されています。 編集盤なので微妙に録音に差はあるものの、大きな問題はなく聴けると思います。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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