『ライヴ・イン・ベルサイユ』 ナタリー・デセイ、ミシェル・ルグラン
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2016年02月14日
オペラが嫌い 主題や筋立てがつまらない以上に歌唱法の重苦しさに堪えられない ここでデセイはシャンソン歌いに徹している 詞はまず語られる 言葉は語りだす先に歌となるエスプリが貫かれている 実はクラシックだって民謡だって歌はそうでなくてはならない 歌手でも奏者でも自己をひけらかす心が歪んだ音楽文化と伝統を蔓延させた ベルサイユの庭の夕べはルグランの音楽と共鳴して美しい ルグランの映画音楽をシャンソンとジャズで再現していく時間は夕暮れの一刻一刻の変化とともに自然で清々しい バンドはギターを加えたカルテットという簡素さがいい ルグランのピアノはもちろんだが バウサエのベースも聴きもの ドラムのレゾーも瀟洒なリズムを刻んでいる 友情と対話で繋ぐ夏のソワレ・コンサートをぜひご一緒に 衷心より推薦する1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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