Firebird: Ozawa / Paris.o

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    jasmine  |  愛知県  |  不明  |  2023年10月24日

     小澤の最高傑作ではなかろうか。  小澤征爾の特性からして近代のロシアものやフランスものに名演が多いことは当然と思われるが、ボストン響とのベルリオーズの一連の作品と並んで、この『火の鳥』は素晴らしい。  私が思うに、小澤ともっとも相性の良かったオケはパリ管ではないか? チャイコフスキーの交響曲や管弦楽曲、ワイセンベルクと共演したプロコフィエフとラベルも抜群のリズム感と切れ味を見せていた。かつて新日本フィルを振った『火の鳥』や『ボレロ』の実演にも感銘を受けた記憶があるが、小澤さんの場合セッション録音だとあまりにキッチリとし過ぎてライブの時のような興奮が得られない嫌いが無きにしも非ず。しかしここでは極めて柔軟性に富んだ伸びやかな演奏が展開されていて、小澤さんらしい歌に満ち溢れたクライマックスが形成されている。  個人的には、ラベルやドビュッシー、そして得意のベルリオーズの作品をパリ管と収録してくれていたらと思うが・・・。  小澤とパリ管の録音は、是非ともSACDでリイッシューを出して欲しいと思います。

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    山形の髭熊  |  山形県  |  不明  |  2015年03月15日

    EMI盤の4チャンネル録音オープンリールテープを愛聴してきました。1972年4月22・24・28・29日パリワグラムザール録音との記述があります。penntatoneレーベルでのSACD復活を心待ちにして10年以上の年月がたちました。 この若き巨匠の名演を早く復刻して欲しいものです。

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  • ★★★★☆ 

    盤鬼hmv12  |  福岡県  |  不明  |  2012年12月27日

    当盤も先のチャイコ交#4とほぼ同時期に収録されたパリ管とのセッションである。演奏に懸ける意気込みは十分伝わっては来るものの、やや空回りというか気合いだけが先行している感は否めない。録音は先と同じ会場であるが、BEはC-Parker、ReMEはI-Jonesと異なっており、小生所有の物は英EMI-artシリーズの国内プレスのようである。受ける印象は先のチャイコと大して変わらず、低域は確り出ているにもかかわらず体感上の響きが薄く感ぜられ何となく居心地が悪い。音場はスッキリ見通しが良いだけに帯域バランスの拙さが一層目立ってしまう。セッション会場は両者ともSalle Wagramだが、このホール固有の響きとは到底思えない。何故なら同じ条件下での収録でありながら良い結果を出しているCDが多く有るからだ。そもそもEMIに対する評価が芳しくないのはリマスター工程の拙さや出来/不出来のバラツキ(要は不安定と云う事)に一因があるからではないか?ここはBCレーベル等の爪の垢でも煎じて飲ませたくもあるが、最近では仏EMIに大きな改善の兆候が見られるので今後に期待することにしよう。

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  • ★★★★☆ 

    にゃおにゃお金  |  千葉県  |  不明  |  2012年10月09日

    パリ管の美音と美麗なジャケットに相当救われている感のある1枚。小澤の指揮は今一つ微温的。同時期にロジェストヴェンスキーやロストロポーヴィッチが同じオケを指揮した録音に顕著な「攻め」の姿勢が薄く、耳には心地良いが一向にワクワクしてこないのが惜しい。聴いていて大きな不満も無い代わりに「5つ星」にしたいと思う程の突出した魅力には欠ける、という点では実に小澤らしい録音と言えるが・・

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  • ★★★★★ 

    北の火薬庫  |  北海道  |  不明  |  2012年06月29日

     すいません。まだ実際を手に入れていません。ごめんなさい  1970年のレコードアカデミー管弦楽部門を制した名演の復活。これは本当に久々です。一時期EMIのforteで再発になりましたが、歪みがちなリマスタリングこともあり廃盤になりました。Diskey再発ボックスでも、パリ管の録音は見送られボストン響の録音が採用になっています。  LPを持つ世代の私としては、この火の鳥に大きな思い入れがあります。スゴイ指揮者がいて、それが日本人なんだ!?という記憶です。この録音には、パリ管がユニバーサルなオーケストラになる直前の音が記録されています。管楽器を中心とするパリ管の個性的な音。艶かしいソロは、今では聞けません。その意味でも貴重です。かつ、ボストン響と違う、色彩があります。 ボストン響で納得出来なかった方への小澤さんの答えはここにあるでしょう。生命感のある音があります。願わくば、リマスタリングが上出来であることを。

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