七福神  |  埼玉県  |  不明  |  2007年01月06日

所沢ミューズ・アークホールで聴いた’０６年ヤンソンス＆ロイヤル・コンセルトヘボウ管来日公演。その時の「ベト・８」が殊のほか素晴らしい演奏で、嬉しさのあまり思わずニヤリ。それがきっかけで、このＤＶＤを購入。お目当てはもちろん、ハイドン。ヤンソンスの指揮、いいですね。その見事な演奏は、格調高い古典美と造形の中に、明るさとユーモアがブレンドされており、あたかも香り豊かな一杯のコーヒーのような味わいがある。なぜかあまり目立たないハイドン。ほかの交響曲も、もっとたくさんＤＶＤで鑑賞できるようになるといいのですが...

 

聴楽斎  |  神奈川県  |  不明  |  2006年12月09日

fratresさんのご指摘「ベルリン・フィルの圧倒的なパワー、聖堂いっぱいに広がった音の洪水」にまったく同意です。今まで管弦楽のＤＶＤは数多く観てきましたが、これほど素晴らしい録音のＤＶＤは初めて。ヤンソンス・ＢＰＯの演奏の圧倒的素晴らしさを完璧に捉えている。もしかしたらこのＤＶＤが録音された聖イレーネ聖堂の音響特性も録音の見事さにかなり影響しているのかもしれない。尚わが国のＥＸＴＯＮレーベルのＤＶＤ録音も素晴らしいものが多いが、このＤＶＤのレベルには達していない。

 

公園ミュージシャン  |  二ホン  |  不明  |  2006年10月31日

パユのモーツァルトも、素直な音でありながらこの聖堂をバリバリ共鳴させてでもいるような演奏で、やっぱり凄いと思った。幻想も素晴らしい。オケにしてもソロにしても何でこんな音が作れるのか。良い指揮者、オケ、ソリストと良いホールが揃ってこそのものだろうけど、それだけではない、私には何か超えられないものがあるような気がする。

 

cosmos  |  東京都  |  不明  |  2006年02月07日

近年久しぶりにスケールの大きいマエストロが出てきましたね。欲を言えばきりがありませんが、彼の演奏の特徴はハーモニーを大切にして小細工せずその曲の全体の構成をしっかりとらえてしかも大味にならず、バランスが良く本当に良い演奏だと思います。ベルリンフィルもサー・サイモン・ラトルの様に癖のある音楽性に乏しい指揮者を常任に選んだのか？ヤンソンスこそ常任にふさわしいと思います。皆さんは如何ですか？

 

fratres  |  東京都  |  不明  |  2005年07月04日

前半のハイドン、モーツァルトは取り立ててどうこうという演奏ではないが、後半の幻想交響曲はすごい。ベルリン・フィルの圧倒的なパワー、聖堂いっぱいに広がった音の洪水という表現が適切だろうか。聞いていてひさびさに興奮する演奏だった。ムラがあるヤンソンスの演奏としてはかなり、いや相当良い成果ではないだろうか。