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リスト(1811-1886)

SHM-CD ピアノ協奏曲第1番、第2番 ラザール・ベルマン、カルロ・マリア・ジュリーニ&ウィーン交響楽団

ピアノ協奏曲第1番、第2番 ラザール・ベルマン、カルロ・マリア・ジュリーニ&ウィーン交響楽団

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2013年04月23日

    村上春樹さんの小説のお陰で、以前から、凄い凄いピアニストだと、聞きながらも、触れることのなかった、ラザール(リ?)・ベルマンの一端を、ようやく耳にする事が出来た。旧ソ連で、当然の様に当局の妨害、圧力に遭いながらも、音楽の求道者として、厳しい環境の中でも、研鑽し続けた。並みはずれた技巧、詩情を持ち合せ、協奏曲も、ショパンもあまり好まなかったベルマン入門には、格好の1枚。ジュリーニのサポートで、やはり、凄い演奏となってます。私、ボリスのベルマンと勘違いしていた頃もあり、要注意ですが、突き詰めると、レコーディングは、アーティストにとっては、名を売る、興味を持ってもらうにはいいが、難しい代物。聴きたいときに、聴く事が出来る私達には、有難いが。いい状態の演奏会こそが、本分。仙人、伝説の存在になるのも、むべなるかな。そして、リスト、ひとくくりできない、深みと、先進性、もちろん技能も追求した偉人であった。

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    ワレンペラー  |  広島県  |  不明  |  2011年09月12日

    技巧的な面だけでなく繊細さも持ち合わせ素晴らしい仕上がり。シフラやリヒテルを愛聴しているが、ベルマン&ジュリーニ盤はオケの歌い口にも大いな魅力がある。VSOはそれほど色彩感が無いオケだがジュリーニは格調高く引き締めて最良のサポートで聴かせる。ワイセンベルクと組んだモーツァルトP協21番なども作品に対してやや重厚ながら素晴らしい好サポートだった。ベルマンのピアノも抜群のテクニックでもって豪壮かつ華麗な演奏を繰り広げており見事な演奏。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年09月24日

    リスト弾きのベルマンの面目躍如たる素晴らしい名演だ。特に、ピアノ協奏曲については、シフラなどの名演と並んで最上位にランクされる名演と言える。リストのピアノ協奏曲は形式も独特で、演奏にも超絶的な技巧が要求され、纏めるのが非常に難しい作品とされている。ベルマンは、超絶的な技量は当然のこととして、表情がめまぐるしく変化する各楽章を非常に巧みに描き分けている。それでいて、各楽章がバラバラになることを割け、全体の造形にも十分に配慮していると言える。もちろん、全体の確固たる造型美には、指揮者のジュリーニの貢献も大きいと言わざるを得ない。イタリアオペラだけではなく、ドイツ音楽をも得意とした巨匠は、ここでも全体の造型を意識した演奏を行っており、第1番の第2楽章など、抒情的な箇所の歌い上げも、さすがはジュリーニとも言うべき歌謡性が豊かである。併録の巡礼の年は、ベルマンの独壇場だ。リストの標題音楽の傑作を、類まれなる技量をベースとして、実に巧みに各楽曲を情感豊かに描き出していく。本盤は、巡礼の年の有名曲のみがおさめられているが、あの長大な巡礼の年全体を聴くための準備としては、格好の選曲であると考える。

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