エリーナ・ガランチャの芸術
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HQ | 愛知県 | 不明 | 2016年04月30日
『エリーナ・ガランチャ』のベルカントは魅力的ですね。 冒頭の、ビゼー3曲「セビリャの城壁の近くの」、「響きもするどく」、「恋は野の鳥」(Havanaise) での盛り上げがすばらしい。 後ろの、ベッリーニの「お目にかかれる光栄〜恐ろしい剣の復讐を」も盛り上がりがすばらしいく、このアルバムの最後を締めています。 さて、間には、ドリーブ「花の二重唱」、サン=サーンス「あなたの声にわが心は開く」、オッフェンバック「ホフマンの舟歌」としっとりと聞かせてくれます。 さらに、ヴィラ=ロボス「アリア(カンティレーナ)」、チャピ:サルスエラ「私が愛を捧げたの」、ファリャ「ナナ(子守歌)」、モーツァルト「ああ、昔の愛情に免じて」、ドニゼッティ「いとしいフェルナンドよ」、ベッリーニ「暗い黒雲の後に」と続きます。 ヴィラ=ロボス「アリア(カンティレーナ)」とファリャ「ナナ(子守歌)」は、アルバム中もっとも沈んだ曲目ですが、間にチャピ:サルスエラ「私が愛を捧げたの」を入れて、モーツァルト「ああ、昔の愛情に免じて」へと繋ぐ点、単調にならないように配慮しているように感じます。 『エリーナ・ガランチャ』は、どの曲もうまく歌いこなしています。 『エリーナ・ガランチャの芸術』(DG、No :4792241 2013年10月11日発売)は、選曲と配置に工夫がみられ、『エリーナ・ガランチャ』の魅力をうまく伝えています。また、べストアルバムにつき物のこってり観は少なくすばらしいアルバムだと思います。 また、「花の二重唱」と「ホフマンの舟歌」は、『Anna Netrebko』とのデュエット曲でお徳な感じがします。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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