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CD モーツァルト&シューベルト:作品集 イングリット・へブラー(34CD)

モーツァルト&シューベルト:作品集 イングリット・へブラー(34CD)

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    eroicka  |  不明  |  不明  |  2013年05月16日

    かつては定番だったヘブラーのモーツアルトのピアノ協奏曲や独奏曲全集(?)だが、フィリップスのレコード部門が傾き吸収されてからは、長い間中古屋も含めて店頭で見ることはなくなっただけにこのセットは朗報だ。比較的手に入りやすいシェリングとのヴァイオリンソナタ集や「鱒」も入っているだけに、量が多く、いささか値が張るのが難点だ。60〜70年代のモーツアルト演奏の典型ともいえる安定した技巧と軽やかさ、穏健で温和な表現は、今となってはむしろ心置きなく安心して聴ける。リリー・クラウスやハスキル、アニー・フィッシャーのような明確な個性は薄いように感じ、若い時分は何とも退屈に思えたものだが、手に入らなくなってから無性に聴きたくなるもので、今こうして再会して有難味がわかるというものだ。ジュノームや10番台の協奏曲、20番台なら21番や26番あたりが印象に残った。ソナタ全集も後年のデノンへの録音の方がテンポに余裕が出て巨匠的になり価値は高いが、旧録音の端正さも捨てがたい。シューベルトは、リヒテルやルプー、アファナシェフを聴くと意識させられる短命や死というキーワードには遠い明るい牧歌的な(悪く言えば能天気な)演奏だが、これはこれで、ケンプなどの録音同様、長く親しまれてよいとは思う。このBOXを機にネット配信も含めて市場から姿を消すことのないよう祈りたい。

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  • ★★★★☆ 

    横濱の風  |  神奈川県  |  不明  |  2013年04月28日

    ヘブラーのモーツァルトはすでに定評があり、今までにも幾多のボックスで登場して、いまさら言うことはありません。モーツァルトのピアノ曲の規範としての価値は確立されており、文句のつけどころがありません。ただし、シューベルトはどうか? ヘブラーのタッチはモーツァルトのままで、転がりすぎのシューベルトです。陽気なシューベルトを聞きたい向きにはいいかもしれませんが、シューベルトの独特の感性は感じにくい。このあたりは、内田光子と対照的なピアニストであると言えるかもしれません。

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  • ★★★★★ 

    バッハ大好き  |  熊本県  |  不明  |  2013年04月14日

    ヘブラーの新録音モーツァルトピアノソナタ全集もいいが、こちらの旧録音も刺激的な音が一切なく、ゆったりとしたテンポでとても聞きやすい。協奏曲もペライヤを愛聴しているが、ヘブラーのなんともいえず、懐かしさ、飾り気のない音色が心地よい。シューベルトも耳に心地よい。これだけのセットが低価格で手にできる今日、もっとクラシックが普及してほしいと願う。

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  • ★★★★☆ 

    鬼が島  |  山口県  |  不明  |  2013年02月26日

    HMVのレヴューにもあるとおり、好企画が続く韓国ユニバーサルからの登場であるが、カラヤンやショルティーが新リマスター、オリジャケによる韓国ユニバーサルのオリジナル企画であるのに対し、過去にヨーロッパや日本でも個別に発売された発売された協奏曲全集やソナタ全集などの廉価集成である点は、同じ韓国ソニーのワルターやセルのエディションに近い企画といえよう。そのため、2台ピアノのためのソナタK448が重複収録されている。それは、とくに問題ではないが、むしろK459が2枚に分割されて収録されている点などは何とかならないものか。

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  • ★★★★☆ 

    RTTY  |  東京都  |  不明  |  2013年02月26日

    俵孝太郎著「気軽にCDを楽しもう」で紹介されて、初めてヘブラーを聴きました。モーツァルトのソナタと協奏曲全集ですが、何かと懐かしい音がしてとても気に入りました。思えば幼稚園児の時に、昼食でホットミルクを飲みながらトルコ行進曲が鳴っていた記憶と、重なったりして・・・。シューベルトにも共通しますが、男のピアニストは尖がってて全部駄目(グールドは除く(笑))、最近の女流はエキセントリックで楽しめないし、デジタル録音自体が音域が広すぎて耳が疲れますな。まあ、私のような昔話の好きなおじさんにはお勧めできますよ、他人事ながら売れたらいいなぁ。

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