『くるみ割り人形』 ワイノーネン振付、マリインスキー・バレエ、ソーモワ、シクリャローフ、ゲルギエフ指揮(2011)
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天然芝 | 秋田県 | 不明 | 2013年01月22日
よく言えばオーソドックス、セットや衣装も豪華絢爛で安心して見られる「くるみ割り」がマリインスキーのこの版だろう。映像で比較してしまうと、ロイヤルの濃厚なドラマや、ボリショイのダイナミックな舞踊の洪水に比べて物足りなさは感じてしまうけれども、こういった「くるみ割り」も大事なのだろうと思う。 ゲルギエフの指揮も、今回は至って普通(?) 普通じゃないのがカメラワークで、やたらせわしなく動き回るカメラとアップの多用(バレエなのに足元の映らないアップ・・)更には唐突なゲルギエフのどアップには、子供でなくともびっくりさせられる。 主役の二人に関しては、予想以上の出来だったボリショイのペアの映像が強く印象に残っているせいか、悪くは無いがちょっと物足りない感も・・・ソロのパートはいいとして、リフトの場面では荷物の上げ下ろしに見えてしまったり・・・二人の相性もあるかもしれないが、マリインスキーのトップダンサーという期待は幾分満たされない部分もあった。 どちらかというと、ほのぼのと楽しみたいプロダクションだっただけに、忙しすぎて集中力を削ぐカメラが、なんとも残念な内容になってしまった。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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