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ベルリオーズ(1803-1869)

CD 幻想交響曲、序曲『ローマの謝肉祭』、ラコッツィ行進曲、他 ポール・パレー&デトロイト交響楽団

幻想交響曲、序曲『ローマの謝肉祭』、ラコッツィ行進曲、他 ポール・パレー&デトロイト交響楽団

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  • ★★★★☆ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  2021年07月06日

    ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団の演奏によるCDです。 このアルバムは幻想交響曲をメインに置いた、ベルリオーズの作品集となっています。 フランス物で有名となったこのコンビだけに演奏は、なかなか個性的なものです。 フランス的な音ではなく、アメリカ的な明るさと軽さを持った演奏ですが、ぐいぐいとオーケストラを引っ張っていくこの演奏、幻想や序曲など、いかにもこの指揮者しか出来ないメリハリのついた演奏は素晴らしく、名盤と言われるだけあります。 また古い録音ですが、マーキュリーの録音も優秀。

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  • ★★★★★ 

    Seago  |  東京都  |  不明  |  2014年11月02日

     Mercury Living Presenceを代表するディスクと言えます。幻想交響曲はひたすら明るく、ひたすら音を楽しむ演奏となっています。作曲者の意図した興趣、感興などとは無縁です。でも音が滅茶苦茶いいから一聴に値します。しかし、録音技術の一番効果大なのは、幻想以外の管弦楽小品です。他のレヴューワーさんも指摘しているとおり、余白の小品は素晴らしく、今まで聞いた中でベストと思われます。ベルリオーズの管弦楽曲は、ひたすらうるさいだけでいらだちさえ覚えるのが常ですが、このディスクのそれは音の良さという観点で極めて快適、愉快な思いにさせてくれます。未だにユニバーサルがMercury Living Presenceの再発売やEloquence Australiaがマーキュリー音源のディスクを出し続けるのは、やはり稀有の録音技術あってのことと思います。黒釉天目茶碗を今や再現できないようにマーキュリーの録音技術を復活させることは不可能なのでしょう。だとすれば、残っているパレーやドラティの演奏は基調です。感謝。

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  • ★★★☆☆ 

    りっく  |  さいたま  |  不明  |  2007年11月17日

    幻想については、いわゆる「即物的」演奏のひとつで、フランス人によるお国物としてよりは、アメリカ式機能主義の洗礼を受けた再現芸術の一事例として聴かれるべきではないでしょうか。 トスカニーニ風の演奏にフランス風センスを薬味程度に加味したものをこの曲の「規範的演奏」として好まれる方には、このCDは、薦められますが、ベルリオーズの天才的に華麗なオーケストレーションにどっぷり漬かりたいという人には、物足りないのではないかと思います。

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  • ★★★★★ 

    風雷暴  |  横浜  |  不明  |  2005年08月24日

    七海耀さん、ブブッ飛びました!確かに直球勝負だが、球質軽めで小気味良く自然にホップやシュートして幻惑必至。おまけにノーサイン&クイックモーションで間髪入れずズバズバ投げ込まれ、全編呆気にとられっ放し!このムラビン風テイストに狂った!録音はシアリル氏に同感でサッパリ&明晰。音色は米オケながら仏パステル調の薄味で意外に洒脱。が、元々がオーディオ狂好みの派手な音作りじゃない。でも僕はxrcdに更なる期待。総体的に最近のゴテゴテドロドロとは正反対の稀有な存在で王座即決!序曲と行進曲も冴えてる!

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  2004年10月24日

    直球ストレート勝負の幻想。近接マイク・左右に明瞭に分離したステレオ感などマーキュリー特有の録音がその感を助長する。他の曲も同傾向。ベルリオーズでぶっ飛びたい方はどうぞ。私は好きです。

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  • ★★★★★ 

    シアリル・ルイスX  |  金沢市  |  不明  |  2003年12月22日

    メインは幻想交響曲ですが、それよりも聴くべきは余白に収められた小品です。マイクが舞台に近いせいもあるのかもしれませんが、リズムが強調されいずれの曲も生気にあふれています。ベルリオーズは大編成のオーケストラを必要とする曲を書きましたが、そこに分厚いゴージャスな響きを求めたのではなく、様々な楽器の音が、はっきりと刻まれるリズムとともに明晰に見通しよく鳴らされることを期待していたのではないかと考えさせられるほど強い説得力をもった演奏です。

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