100年後
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micarosu | 静岡県 | 不明 | 2012年11月05日
全体を通して漂う浮遊感。 タイトルは「100年後」という未来を示しているが、その世界を自分自身で見ることは難しい。 それゆえ「100年後」という言葉には、未来でありながらその中に”終わり”の雰囲気が含まれており、それが独特の浮遊感へ繋がる。 サウンドの面では、ギターを主体としつつ、「夜の船」などではオルガンの音色が印象的に使われていて、一曲一曲で異なる世界観が表現されている。 ただ、歌詞の面でアルバムタイトルの「100年後」というテーマに統一されているため、その世界観はアルバムを通すことで、一つの連なった世界観になるから面白い。 「100年後」という未来に見せる終末感。 それは、ただの希望や絶望ではない感情を見せてくれるだろう。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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