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ベルリオーズ(1803-1869)

CD ベルリオーズ:幻想交響曲、リスト:前奏曲 ゲオルグ・ショルティ&シカゴ交響楽団(1992)

ベルリオーズ:幻想交響曲、リスト:前奏曲 ゲオルグ・ショルティ&シカゴ交響楽団(1992)

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    カズニン  |  東京都  |  不明  |  2013年08月11日

    端正な美しさと同時に熱狂を同時に感じます。素晴らしい幻想です。

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  • ★★★★☆ 

    なごやん  |  愛知県  |  不明  |  2013年06月25日

    ショルティの豪快な幻想を期待していたが、どうも違うようだ。がっしりとして緻密な音響で、表情は端正。強弱・緩急はきっちりつけられており、さすがマエストロの演奏だと思う。しかし、豪快ではない。また、幻想に求める熱っぽさとか物狂おしさが私には感じられない。もしかして強弱・緩急はあっても陰影がないのだろうか。陰影とは何だと言われると・・・テンポやダイナミズムの綾とでも申し上げようか。指揮者の美学、感性に根ざすものかも知れない。だとすると、ショルティの芸術を私は勝手に誤解し勝手に期待していたのかも知れない。前奏曲は、これはもう、もっと豪快、構え大きくやって欲しかった。ショルティファンの皆様、駄弁お許し下さい

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年09月23日

    ショルティは稀代のオーケストラトレーナーとして、もともと有数の実力を持っていたシカゴ交響楽団を更に超一流の存在に引き上げたが、そうしたショルティだけに、管弦楽の大家と称されたベルリオーズ、中でもその最高傑作とされる幻想交響曲を得意としていたことは十分に理解できるところだ。ショルティによる同曲の代表盤と言えば、シカゴ交響楽団の音楽監督に就任して間もないころにスタジオ録音を行った演奏(1972年)が念頭に浮かぶ。強靭なリズム感とメリハリの明瞭さを全面に打ち出したショルティの基本的なアプローチが、同曲の性格に見事に符号しており、シカゴ交響楽団の桁外れの技量も相まって、どこをとっても曖昧な箇所がなく、明瞭で光彩陸離たる音響に満たされた圧倒的な名演に仕上がっていたと言えるところだ。したがって、ショルティとしても会心の出来と考えたのではないかと思われるが、シカゴ交響楽団の音楽監督在任中は、同曲を再録音することはなかった。そのようなショルティであったが、シカゴ交響楽団の音楽監督退任の翌年(1992年)、ザルツブルク聖霊降臨祭コンサートにおいて、満を持して20年ぶりに再録音を行ったのが本盤におさめられた演奏である。本演奏を聴くと明らかであるが、確かにショルティの特色であった強靭なリズム感とメリハリの明瞭さ、そして鉄壁のアンサンブルといった点においては、旧演奏に一歩譲っているというのは否めないところだ。しかしながら、本演奏においては、晩年を迎えて指揮芸術により一層の懐の深さ、奥行きの深さを増したショルティならではの円熟の至芸を堪能することが可能であり、いわゆる演奏の彫の深さといった点においては旧演奏よりも上位に掲げられるのではないだろうか。ショルティ指揮のシカゴ交響楽団は、旧演奏ほどの凄みは感じさせないが、超絶的な技量をベースとして一糸乱れぬアンサンブルを披露しているのが見事であり、ショルティ統率下のシカゴ交響楽団がいかにスーパー軍団であったのかを認識させるのに十分なヴィルトゥオジティを最大限に発揮していると言える。かかるシカゴ交響楽団の好パフォーマンスが、本演奏を名演たらしめるのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。併録のリストの交響詩「前奏曲」は、ロンドン・フィルとの旧録音(1977年)に比して、オーケストラの力量も含めて数段優れた演奏に仕上がっていると言えるところであり、それどころか、フルトヴェングラー&ウィーン・フィルによる演奏(1955年)、カラヤン&ベルリン・フィルによる演奏(1982年)に次ぐ素晴らしい名演と高く評価したいと考える。音質も英デッカによる極めて優秀なものであり、ルビジウム・クロック・カッティングによって更に鮮明さが増したと言える。もっとも、ショルティの円熟を感じさせる素晴らしい名演であり、可能であれば、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤で発売して欲しいと思っている聴き手は私だけではあるまい。

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