Pet Sounds
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a lad insane | 静岡県 | 不明 | 2012年01月17日
このどうしようもなく徹底的にアメリカンなアルバムを、ブリティッシュ指向のロック野郎が好きになること自体があり得ない話。私はブリティッシュ好き(ビートルズ、ストーンズ、ツェッペリン、クイーンなど)なので、当然これは全く受け付けなかった。ある有名な体格のいい評論家が、自分のラジオ番組や雑誌のベスト盤選びなどでビーチボーイズをそれこそ徹底的に褒めちぎり、わたしも「そこまで言うならだまされたと思って聴いてみよう」という気になり、修行だと思って何回か聴いてみたが、本当にだまされただけだった。その評論家は、「私にはロキシーミュージックの良さがわからない」と書いていたし、「クイーンみたいなガキの音楽のどこが良いのか」と言うような感じのことを言動からありありと感じたこともある。結局この人はブリティッシュロックの内包する、いわゆるヨーロッパの香りが我慢ならないのだろう。はっきりとは言わないが、ビートルズも決して好きではないはずだ。(そのわりにジョージ・ハリスンの追悼雑誌にしゃあしゃあと寄稿したりしている。)結局、フィル・スペクターや大滝詠一のナイアガラサウンドなどが好きなアメリカン指向の人には好かれるが、私のように「ロックはアメリカから来たロックンロールを元に、イギリスで生まれ発展した白人音楽である」という考え方の人間には、ビーチボーイズは決してロックではなく、このアルバムもそのグループの最高傑作ということなら、当然最も受け入れがたい作品ということになる。アメリカンであれブリティッシュであれ、良いものは良いという考え方は正論だし、私もエアロスミスは大好きだが、あれはやはりブリティッシュ指向のアメリカンバンドの最高峰と考えるべきだ。ビーチボーイズは絶対ロックではない。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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oklahomatoad | 東京都 | 不明 | 2011年08月10日
音楽評論家からは常に絶賛されるアルバムですね。でも素人リスナーには歴史的名盤かどうかはどうでも良く(どうでも良く無い方もいらっしゃるでしょうが)、好きになれるか否かだけが重要ではないかと。久しぶりに聴いてみましたが、やはり小生にとっては良質なポップ・ミュージックの一つで、それ以上でも以下でもありませんでした。嫌いにはならないけど、少なくともロックやジャズにバンドのグルーヴ感やワクワク感を求める小生にとっては「サウンド・オブ・ミュージック」のサントラ盤と同位置におかれる作品です。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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いたどり | 北海道 | 不明 | 2009年09月15日
聴き始めてからまだ2カ月足らず。はまりにはまって、このLPも購入。本も3冊読んだ。『スマイル』のLPも買った。 いま思うことは、「もっと早く出会いたかった」の一言に尽きる。 ビーチボーイズなんて深みがないと思い込んでいた。おまけに、この表紙(笑)。コミックバンドにしか見えないじゃないか! でも、ポールとマーティンの絶賛コメントに興味を持って購入。 心の底から感謝、感激。 やはり天才の真価は天才でこそわかるのだろう。 恩をあだで返すようだが、こればかり聴いているため、ビートルズのリマスターボックスを購入したもののほとん手が伸びない。 しょうがないじゃないか、こっちがすごすぎるんだから。 マーティンが、サージェントはこのアルバムに比肩しようとする「試み(attempt)」であり、このアルバムなくしては、サージェントは生まれなかったと言ったことに納得。「試み」という言葉は、結局超えることができなかったということの表れだろう。 もしそうであれば、超えることのできない壁とはないか? 思うに、それは内容。ここには圧倒的なハートに訴えてくる感動がある。 ペパーは、音楽的に感動することはあっても、内容に深く感動した経験はないような気がする。そりゃそうだろう。道路の穴ぼこがどうのこうのってさー、よくそんな内容にあんないい曲をつけられたものだよ。こっちのほうが感動的じゃないか。←「素敵じゃないか」の影響をもろに受けている。 もちろん、ビートルズは大好きで、ポールのソロもほとんど全部もってはいるのだけれどもね。 まるで、パスカルの『パンセ』の論理みたいだけど、買って後悔するリスクと、買わずに後悔するリスクはどっちが大きい可能性があるか? このアルバムに関するかぎり、断然後者だと言いたい。 これを聴かずに死ななくてほんとによかった。 ちなみに、CDは、『40th ANNIVERSARY』を買ったのだけれど、収録されているモノもステレオもそれぞれ固有の味がある。 それぞれいいが、自分はモノを推す。迫力や音のエネルギーにおいて優ると思うから。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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SINCE1972 | 東京都品川区 | 不明 | 2007年10月07日
修行だと思って何度も聴いたが、本作のよさを理解できませんでした。「レコードコレクター」誌の一位には強烈な違和感。勇気を持って言いたい。大嫌い。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ないあがら・れいん | 岡山県 | 不明 | 2012年02月05日
60s アルバムのSACD 盤の音質としてはかなり成功してると思います。特にドラムとベースの音像空間が復活しています。生楽器系のバックが特に際立って聴きとり易くなってます。 ほとんどのナンバーがフェードアウトが長めになってるので、従来のCD 盤よりエンディングが聴きとれるのもお得です。 ただモービル盤は決してロック的マスタリングをしてるとは言い難いと思います。 どちらかと言えば高級オーディオで聴くための上品なミックスになってるので是が非でもと言う方はベテラン・ファンに限るかも?4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Born61 | JAPAN | 不明 | 2005年08月04日
訳知り顔で自分に酔ってる人多すぎ。 どう考えても過大評価作品。 ブライアンに対しても。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Miles サイコー | 東京都 | 不明 | 2012年01月15日
永遠の前衛的作品だから難解な部分は多いよ。 それにBeach Boysは「Today」あたりから玄人向けだよ。 芸術的センスが無いと「Pet Sounds」も「Smile」も難解で聴けやしない。 ただ「素敵じゃないか」はエバーグリーンだよ。 この作品が無ければBeatlesの「Revolver」「Sgt」も無かった訳で。 アーティストが、自身のアルバムの曲順を決めるなんて事もできなかっただろう(現に「Revolver」のUS版は数曲抜けてるしね)。 Popsを格好いいと考える思考も無かった訳で。 「神」をPopsで歌うなんて事も無かったでしょう。 そういう意味でも歴史的名盤な訳で、この作品の及ぼす影響の大きさは計り知れないでしょ。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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くりまこ | 埼玉県 | 不明 | 2012年05月17日
歴史的名盤か否かは自分で決めるしかない! 評論家や某山下さんの解説は後にして 自分がこれを聴いて感じるかが一番だと思う。 ビーチ・ボーイズファンの自分としては・・・このアルバムを絶賛しすぎ。 でも不思議なことに、この深く重いサウンドがずーと続くことも確か。 聴けば聴くほど正直よくわからくなるこのアルバム。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ブルガーコフ | 東京都 | 不明 | 2012年03月16日
余裕綽々名盤パート2. 低い評価、とくに一つ星の人がけっこういるのが驚きというか新鮮。 健全な状況ともいえますね。ひとがいうから評価高い、てのもヘンだもの。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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RR退屈男 | 不明 | 不明 | 2011年08月18日
確かに本作はBeachBoys自身が演奏していないアルバムだけど、Brianの指揮のもと録音された演奏トラックに彼ら自身のVocalが重なったとき、僕らのハートの琴線を震わす何かが生まれた。Rockではないという人もいるが、本作はThe WhoやBeatlesなど様々なアーティストに影響を与えてきた。それはすなわちRockに活力を注入した作品ということである。同様にPhil Spectorの作った音楽もRockでないという人がいるけど、僕は同じくRockに活力を注入した音楽だと思っています。Rockってどれだけでかい音を出したとか反抗的な歌詞だとかじゃなく、結局どれだけ実質的に現体制に反逆したかだと思う。Brian WilsonやJan BerryがPhil Spector同様、レコード会社のプローデューサーを拒否してセルフプロデュースを行い、さらには自分たちのレーベルを作ってそれまでの音楽業界に革命を起こした事がその例。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ピース | 茨城県 | 不明 | 2009年10月08日
理屈では上手く説明できないけど、 本能がこのアルバムを必要としています。 音質については、最高な録音状態であると私のJBLは申してます。 圧縮音源では、この深みは伝わらないでしょうね。 こんなにも本来の人間の姿を、そして弱さを、 赤裸々にさらけ出した作品は他に類を見ないと思う。 まずは歌詞から入ってみて頂きたい!2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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おっさん | 福島 | 不明 | 2008年07月04日
好きなひとといつも一緒にいれたら素敵だよね!といった若者ならだれでも思うこと、うれしさ悲しさせつなさを歌っていると思います。好きなひとといつも一緒にいれたら素敵だよね!っていう気持ち、私も昔はもっていました。今は忘れてしまったそんな思いがよみがえってきていつも泣けてしまいます。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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rocket-88 | 東京都 | 不明 | 2008年02月01日
賛否両論のアルバムだが、どちらの意見もわかる気がする。自分も、ある雑誌に一世一代の傑作だと書かれていたので購入し、聴いてみたところ、正直何がどう傑作なのかわからずにほうっておいた。いい曲もあったが、大半の曲が難しく感じたからだ。それから何年か過ぎてもう一度聴いてみたら、なんだか少しだけ良い気がしてきた。それから繰り返し聴くことにより、このアルバムが好きになった。どうしてだろう?それは自分でもよくわからないし、このアルバムを理解できたなどという大それたことも言えない。ただ、単純に美しく感じたのだと思う。メディアが過大評価をしているとかそういう意見もあるし、好きになれない人もいるだろう。しかし、ビートルズとくにポールがこの作品に影響された話は有名であり、やはり影響力のある作品であることは間違いないのだと思う。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フルユタMAN | 鹿児島 | 不明 | 2007年12月29日
だめを語るって難しいよね。好きなトコならいくらでも言えるって作品は多いけど。お金払って買った以上意見を言う権利はある筈だし、この商品に関してはハラ立つ気持ちも分かる。過大評価の最たるモノだもの。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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VD | 公園 | 不明 | 2007年12月20日
ユーザー評価20点に?も「だめ!」出しのする人のコメントを読んで納得。全員とは言わないが↓みたいな一部の人、批評じゃなくて(できなくて?)ただ腐したいだけの人が自分の趣味に合わない作品が名盤の1位に選ばれたのを見てヒステリー。その結果が20点だと思う。勿論、好き嫌いはあって当然。でもただの悪口は意味ないよ2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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