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フォーレ (1845-1924)

CD レクィエム、ラシーヌの雅歌、パヴァーヌ、他 P.ヤルヴィ&パリ管弦楽団、ジャルスキー、ゲルネ(デジパック限定盤)

レクィエム、ラシーヌの雅歌、パヴァーヌ、他 P.ヤルヴィ&パリ管弦楽団、ジャルスキー、ゲルネ(デジパック限定盤)

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    gate.gate  |  北海道  |  不明  |  2011年12月14日

    ドイツレクイエムが素晴らしい演奏だったので、期待したのですが・・・ オケの演奏は良いとして、より重要な声楽陣がイマイチというか、どうも居心地が良くないんです。 フォーレのレクイエムには演奏者の個性・主張が必要以上に見える必要は無く、作品自体に語らせる禁欲的演奏のほうがベターだと思うのですが・・・

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年10月02日

    本年4月、パーヴォ・ヤルヴィがフランクフルト放送交響楽団とともにライヴ録音を行ったブラームスのドイツ・レクイエムが発売され、それは素晴らしい名演であったが、それに引き続いて、パーヴォ・ヤルヴィがパリ管弦楽団とともに録音を行ったフォーレのレクイエムが発売される運びとなった。そして演奏も、我々聴き手の期待をいささかも裏切ることがない素晴らしい名演に仕上がっていると高く評価したい。フォーレのレクイエムは、三大レクイエムの中でも極めて慎ましやかな作品であり、近年では、同曲を十八番としているコルボも含め、室内オーケストラを使用した小規模な編成による演奏が主流となりつつある。そのような中で、クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団による演奏(1962年)やジュリーニ&フィルハーモニア管弦楽団による演奏(1986年)、そしてプレートル&ベルリン・ドイツ交響楽団による演奏(2007年)などは貴重な存在であると言えるが、これらの通例のオーケストラを使用した名演の列に本盤のパーヴォ・ヤルヴィ&パリ管弦楽団による演奏が加わったのは何と素晴らしいことであろうか。本演奏でのパーヴォ・ヤルヴィのアプローチはオーソドックスなものと言える。曲想を精緻に、そして丁寧に描き出して行くというものだ。もちろん、スコアに記された音符の表層だけをなぞったような浅薄な演奏には陥っておらず、どこをとっても情感の豊かさを失っていないのが素晴らしい。静謐さに満たされた同曲であり、演奏によっては音が殆ど聴き取れずにコクを失ってしまうようなものも散見されるが、パーヴォ・ヤルヴィの場合はいたずらに静謐さにとらわれることなく、どこをとっても独特のニュアンスに満ち溢れた内容の濃さを失っていない点が見事である。カウンターテナーを起用しているのも本演奏の特徴であると言えるが、それも効果的であると言えるところであり、かかるフィリップ・ジャルスキー、そしてバリトンのマティアス・ゲルネも最高の歌唱を披露していると言える。そして、パリ管弦楽団合唱団も最高のパフォーマンスを発揮していると言えるところだ。いずれにしても、本演奏は、いわゆる通例のオーケストラを使用した演奏としては、トップクラスの素晴らしい名演と高く評価したい。併録のラシーヌの雅歌、エレジー、パヴァーヌ、バビロンの流れのほとりでも、パーヴォ・ヤルヴィの豊かな音楽性が発揮された素晴らしい名演だ。このうち、バビロンの流れのほとりでは、世界初録音という意味でも大変貴重であると言える。音質も非常に鮮明かつ瑞々しささえ感じさせるほどの透明感にも満ち溢れており、HQCD化もある程度効果を発揮しているのではないかと考えられる。ただ、最近、フルトヴェングラーやアルゲリッチ、ラトルの一連の録音のSACD化によって大好評を博しているEMIであり、本盤もSACD盤で発売して欲しかったと思う聴き手は私だけではあるまい。

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    SeaCrow  |  東京都  |  不明  |  2011年09月17日

    ここでのヤルヴィは、いつもの新しがりの癖がなく、大編成オケと大編成コーラスによる、コンサート・スタイルでの「レクイエム」の伝統的なスタイルを踏襲しています。さすがにコーラスのビブラートは控えめですが、ガーディナーやヘレヴェッヘを知っている耳には少し古風に聴こえるのも確かです。とはいえ、オケ・パートの雄弁さはヤルヴィならではで、こうした大編成スタイルの演奏の中では優れた1枚であることに変わりはありません。ジャルスキーによる第4曲は意外と抵抗無く聴けました。世界初収録との表記がある「バビロンの流れのほとりに」は、荘厳でドラマティックな佳曲。演奏時間は約10分ほど。フォーレ・ファンはこの1曲のために購入しても損はないと思います。

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