kazu1949  |  神奈川県  |  不明  |  2021年02月23日

未だに見たことないパリオペラ座の全貌を見せてくれる。ルネ・フレミングがすばらしい。R.シュトラウスの歌劇は、ゼンパーオーパーでルイージの指揮で見たばらの騎士しか知らなったが、カプリッチョを見てはまり、ほとんどの演目のDVDを購入して拝見した。一見をお勧めします。

 

燕の巣  |  静岡県  |  不明  |  2011年12月28日

最近出たＮＹメト盤は未見だが、滅多に上演されない演目。カーセンの演出は20世紀に時代設定を移すのが得意で、今回のオペラ映画は非常に良くできてる。パリ・オペラ座の豪華さを最大限に活用しており、（評価が定まるのは先だが）ポネル以来の天才と評価させる片鱗は感じた。マイナーな演目ではあるが、同じフレミング主演のＮＹメト盤も見たくなった・・・。

 

千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  2010年08月28日

昨年ﾍﾞｰﾑ盤（CD）を購入。この曲に魅せられ、大いに期待して購入した。「会話ｵﾍﾟﾗ」に対訳は誠にありがたく、ｼｭﾄﾗｳｽ贔屓の私としては大いに喧伝するつもりであったのだが･･･。演出良し、ﾌﾚﾐﾝｸﾞ良し（好みはあると思うが）、他の歌手も不満は無し、しかしもう一つ納得できなかったのは指揮のせいだろう。不可解に思ってｸﾗｳｽ盤を購入して納得。やはりこの曲は（知名度は低いが）素晴らしい曲なのだと。ｱﾌﾟﾛｰﾁの方向は甘美さをもつｸﾗｳｽと、晩年のｼｭﾄﾗｳｽの古典志向に立脚したﾍﾞｰﾑとでは違うのだが、彼らに比べ、ｼｭﾄﾗｳｽがそれまでの経験を全てつぎ込んだ「劇場への遺書」から多くのものを紡ぎだす力が、ｼﾙﾏｰにはまだ不足していると思わざるを得ない。美しくはあるが「綾」と「ﾄﾞﾗﾏ」、そして全体を俯瞰した構成力が十分だろうか。両者にくらべると平板に聞こえ、全体が長く感じられる。ｼﾙﾏｰはまだ51歳とのこと。ｼｭﾄﾗｽｳｽ指揮者が払底してる今（私が音楽ﾌｧﾝになった70年代は時代を代表する指揮者がｼｭﾄﾗｳｽで圧倒的な演奏を世に送りだしていた-ﾍﾞｰﾑ、ｶﾗﾔﾝ、ｼｮﾙﾃｨ、更にｹﾝﾍﾟ、ｻｳﾞｧﾘｼｭ･･･名前で評価するわけでは勿論ないのだが…　ﾃｨｰﾚﾏﾝらｼｭﾄﾗｳｽを重視する人もいるものの現状は寂しい）今後の成長に期待したい。

 

uran  |  大阪府  |  不明  |  2009年05月05日

絶対のお勧め。シュトラウスの作品の中でも地味なこの作品を、カーセンは なんと上品に、しかも濃厚な雰囲気に創りあげている。歌手、指揮者文句なし。パリオペラも次回はこの作品を持ってきて欲しいですね。

 

Lady Macbeth  |  大阪  |  不明  |  2009年01月29日

「音楽に酔う」ことを初体験した。美はうつろいやすくはかないものだが、ここにはその記録がある。やはり現在Ｒ・シュトラウスを歌わせたらフレミングの右に出るものはない。再発売でお得になったため購入。想像を絶する美しさ、豪華さ。しかし下品ではない。オペラに酔うとはこういうことか！といった感じ。特に最後の月光の音楽からのモノローグはフレミングの独壇場。セリフ一つ一つに込められた表現と演出や衣装も手伝って究極の美を体現しているのではないだろうか。

 

烏  |  広島  |  不明  |  2008年12月31日

カーセンは劇中劇の外側にまた劇、といったマトリューシュカのような構造を鮮やかに見せてくれる。しかもここでは時間もまた重層しており、このオペラがオペラそのものの未来を予見しているかのようだ。フレミングは圧倒的な存在感であり、あたかもこの作品が今まさに彼女のために書かれているかのようだ。

 

翡翠と羊羹  |  東京都三鷹市  |  不明  |  2008年07月02日

最近再発されたようですが、これはオトクですね！ 私は古いほうを買ったのですが、 そういえばライナーノートが文字通り「餅は餅屋」で、 馴染みの無い作品を理解するのに助かりました。 これは再発されても元のままなのでしょうか？ いずれにしてもオススメです。

 

カバポチ  |  横浜市  |  不明  |  2006年11月24日

シルマーはこの曲を十八番としており、ウィーン・フィルとのＣＤも魅惑的だったが、このＤＶＤでは、パリオペラ座のガルニエ宮の美しさ、衣装の美しさ、歌手のレベルの高さも手伝って、Ｒ．シュトラウスのこの世のものとは思えないこの音楽の美しさを天上のものとしている。いやあ、美し過ぎて眩暈が起こる映像と音楽！今年の最優秀ソフトに決定！多くの人に是非体験して頂きたい夢の世界です。