月に囚われた男 コレクターズ エディション
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カプチーノマックス | 静岡県 | 不明 | 2011年07月07日
おそらくこの邦題は、監督の父親であるデヴィッド・ボウィの 「地球に堕ちてきた男」を意識したものだと思います。 グラム全盛期からのボウィのファンにはニンマリの邦題ですが、 内容とはかけ離れています。 あるいはこの日本でのタイトルは、 この映画の意外性を隠すための配慮であるとすれば、それは成功しています。 てっきり月の魅力にとり憑かれて月から離れられなくなった 科学者の話かと当初は思っていました。 ところがところが。 その「意外性」は使い古されたネタなのですが、 この映画は、なかなかうまく作られています。 SFという形式で語られるアイデンティティを捜し求める悲しい物語。 自分が何者なのか?自分の存在は?自分と家族や知人とのつながりは? 大きな疎外感に襲われ、その中から、 なんとか自己を見出していこうとする主人公。 観ていてとてもせつなくなり、悲しくなってきました。 ネタバレになるので書きにくいのですが、 命を与え、心を与えたのであれば、その瞬間にモノではなく、 ひとりの人格として扱うのが当然であると思います。 そんな単純なものではないと言われそうですが、あえて。 地味な作品ながら人間の未来への警鐘を超えて、 ヒューマン・ドラマとなっています。 佳作。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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共通言語は音楽 | 神奈川県 | 不明 | 2010年08月27日
サスペンスのような内容で見ていてあきない映画。 登場人物はたったの1人。その中、ここまで見せれるのは一種の才能かもしれないです。 設定はありがちで、地球の資源が底をついたと言う解説から始まる。 そこから、主人公の一人演技が始まる。 ただもう少しサスペンス色の濃い内容の方が良かったかも?? 嫌いじゃないです。 むしろ好きな映画です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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