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シベリウス(1865-1957)

CD 交響曲第2番 オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団(XRCD)

交響曲第2番 オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団(XRCD)

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    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2012年09月30日

    私がクラシック音楽で最初に買った盤はオーマンディ指揮PPO演奏のシベリウス(フィンランディア、トゥオネラの白鳥)CBS・EPでした。分り易い演奏ですぐにこの後交響曲第2番CBS盤をレコード屋に薦められ求めました。前後してカラヤン/フィルハーモニアOのものも求め聴き比べしたものです。それはさておき第2番についてはやはり幾分派手な音色ながら分り易い演奏でこヽでは難しいことは一切抜き!と割り切っての態度で臨んだ方が良いでしょう。シベリウスがオーマンディの演奏放送を聴いて感心したとか・・・親交が成立したとか・・・ハンガリー系の指揮者でシベリウス演奏に定評があるのも面白いですね。本盤交響曲第2番は1972年オーマンディ73歳の時に勿論手兵フィラデルフィアOを振っての収録(タイム@9’47A14’04B6’02C14’42)のもので所謂フィラデルフィア・サウンドがリマスタリングで更にその音響美を極めた感じであります。第1楽章での余裕ある弦合奏が心地よく移って行きます。第2楽章では管楽器の存在感に気付かされます。最終楽章はもう堂々たるもので北欧趣味がどうかとかいう次元ではありませんね。同じ演奏者組み合わせで1957年にも録音されておりタイムは@9’41A14’12B5’39C14’18と後半二つの楽章が幾分短いようです。本盤も最高ランクにおきたいです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2011年06月26日

    ことのほか日本での評価が低いオーマンディ。ウィーン・フィルを始め欧米の諸楽団に客演し評価も高かったそうな。70年代初めに来日した時、生でフィラデルフィア・サウンドに接し、度肝を抜かれたのが昨日のことのように思われます。評論家によるオーマンディ&フィラデルフィア=キンピカ・サウンドという図式が定着してしまいました。あの時のブラームス3番なんて、本当に温かみのあるヨーロピアン・サウンドだお思ったのになあ。さて、シベリウス。作曲家自身高く評価したと言われるオハコ。妙な偏見や先入観なしで、それこそブラインド・テストで聴いてみると、本当の良さが分かるというもの。XRCD化による高音質化でどの程度良くなったかは、我が家の拙いオーディオでは分からなかったですが、バルビローリ盤とともに後世に語り継がれるべき演奏ひとつであることに間違いはないでしょう。

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    ゆりぞう  |  兵庫県  |  不明  |  2011年02月13日

    この音源なりに素晴らしい音質になったが、あえて言うなら、所詮元の音質がたいしたことないので、やはりこのあたりで限度かなという感想を持ってしまった(今後たとえSACD化されても同じではないだろうか)。具体的に言うと、やはりエッジが甘い録音ということになる(特に金管楽器)。分離がいまいち。しかし厚みは出たので、何となく大きな銭湯で聴いているような感じになる。この点、さらに古い録音ではあるが米コロムビア盤の方がシャープでクリアな音質だった(ただしいかにも録音芸術で不自然な音作りではあったが。ぜひこちらのSACD化を求めたい)。

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    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2010年12月07日

    始めに、これだけ豊かな音響を引き出した杉本一家さん始めJVCのエンジニア諸兄に感謝!次に、従来盤との違いを的確に批評して下さったレビューアー一同に感謝!そして何より、これ程の名演を今日にまで残してくれたオーマンディ&フィラデルフィア管の方々に感謝!もはや異次元、未曾有の音響世界を体感。リマスタリングの違いによって演奏に対する印象が変わることはしばしばだが、まさかここまで違うとは。驚くべき見通しの良さで、団員達の息遣いや指回り、更には表情に至るまで、克明に目に映るような恐るべきリアリティ!徹底して音にこだわった優秀な復刻は、まさに職人芸の極み!コピー・マスターを一元的なシステムで適当にノイズ除去やイコライジングをしただけ、そのくせ新媒体を使用して高音質を標榜するような、安易で打算的な復刻盤が跋扈する中、それらとは全く一線を画した手作りの味わいが、そこかしこに溢れている。天国のオーマンディやシベリウスが聴いたらびっくりするだろう。演奏は豪快さと繊細さが絶妙に調和した絶美なものだ。弦のハリや艶やかさ、低音の力強さ、轟くティンパニ、牧歌的色彩を醸す木管(特にオーボエ)、伸びやかで決してうるさくならない金管などなど、各パートの上手さもさることながら、これら特徴を完全に掌握しドライヴしていくオーマンディの手腕にはただただ脱帽!作曲家本人をして「私の思い描く通りに、美しく音楽が流れている」と、絶対のお墨付きを得ていたオーマンディのシベリウス。それを手間隙かけて精確に再現してみせるエンジニア。オーマンディの職人芸が、エンジニアの職人芸によって見事に甦った、奇跡的な一枚と言えよう。多少値は張るが、よい仕事を成し遂げたエンジニア諸兄への敬意を込めた謝礼と思えば決して高くはないし、むしろ大きな感動が、それを補って余りあるだろう。従来盤をお持ちの方も是非!

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  • ★★★★★ 

    ぼん  |  神奈川県  |  不明  |  2010年03月29日

    この録音にこれだけの情報量が入っていたとは!オーマンディ二回目の来日公演直前にフィラデルフィアで録音された言うこと無しの超名演が、まるで修復に成功した壁画のように鮮やかに復活です。膨大な情報量をもった雄大な弦合奏が、まるで風圧をともなったように舞台から客席へとせり出してくるような圧倒的なそれは、かつて実演で聴いた同コンビの演奏をおもわず思い出してしまいました。また以前気になっていた最強音での歪みもかなり修正されています。オーマンディが二十世紀を代表する大指揮者のひとりであることを再認識させられるCDの登場です。

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    としちゃん  |  宮城県  |  不明  |  2010年01月10日

    ビューティフル!RCAに残されたシベリウス作品すべてを、XRCDで聴きたい。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年09月13日

    演奏は、シベリウスを得意としたオーマンディならではの堂々たるスケール雄大な名演であるが、本盤の素晴らしさは、XRCD化によって成し遂げられた圧倒的な高音質にある。手元にあるCDの音質も決して悪い音質ではないのだが、本盤は、全く別の演奏を聴いているような錯覚に陥るほど、次元が異なる高音質に生まれ変わっている。特に、オーマンディの全盛時代のフィラデルフィア管弦楽団の弦楽合奏には、シルキーな音色で定評があったが、そうしたシルキーな音色をダイレクトに味わうことができるのが嬉しい。というか、フィラデルフィア管弦楽団の全盛期の演奏、特に弦楽合奏の美しさがいかに素晴らしいものであったのかを、本盤を聴いてはじめて理解できるということが出来るのかもしれない。一部には、低弦のこすったりきしむような音色も捉えられており、これほどまでに鮮明に弦楽合奏を捉えた録音も稀少ということが言えよう。他方、金管楽器については、バランスを重視した結果、やや鋭さが緩められた印象もあり、この点については評価がわかれるかもしれない。

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  • ★★★★★ 

    りん  |  愛知県  |  不明  |  2009年09月05日

    「奇跡が起こった」としか言いようがありません・・・驚きました。これ程まで劇的に音質が向上しているとは・・・。  正直、これまでのLP、そして何回か再発売されたCDも音が濁っていることは共通しており、特にブラスのフォルテで音が割れているのがハッキリ聴こえるので、これまでこの演奏を他人に勧めることはありませんでしたが・・・  8chのオリジナルマスターまで遡って、丁寧な修復と新たにミックスダウンし直した効果は、長い年月を経てくすんだ名画が現れてまるで別物のようになって姿を現したような錯覚すら覚えました。不快なブラスの「割れ」が見事に解消しており、安心して音楽に没入出来ます。  セッションの生々しい息づかい、リフレッシュされ磨き上げられた音、そして会場の空気感まで見事に再現されており「無尽蔵の音響美で襲いかかる」の文句に偽りなしの仕上がりとなっています。これでようやく、この演奏を他の人にも安心してお薦めできます。XRCDのスタッフには感謝あるのみ。オーマンディ・フィラデルフィアの他の演奏(ラフマニノフの2番とか・・・)もこの音質で蘇ったら・・・そのような期待が膨らむ逸品です。

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