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エルガー(1857-1934)

SACD エニグマ変奏曲、序曲『南国にて』 アシュケナージ&シドニー交響楽団

エニグマ変奏曲、序曲『南国にて』 アシュケナージ&シドニー交響楽団

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年09月19日

    アシュケナージのエルガーは、既に交響曲の第1と第2が発売されているが、シドニー交響楽団の若干の力量不足とSACDにしてはいささか音質に不満があることもあり、両盤とも満足できるような演奏とは言えなかった。しかし、本盤は、作品の魅力を十分に満喫させてくれる名演だと思う。エニグマ変奏曲は、各変奏の描き分けが実に巧みであり、特に、第7変奏の雷鳴のようなティンパ二の轟きや猛烈なアッチェレランドは我々の度肝を抜くのに十分な迫力。他方、第9変奏の壮麗な旋律の歌いあげは実に感動的であり、第13変奏の中間部の不気味さ。そして、第14変奏の堂々たる終結も立派な限りだ。「南国にて」も、緩急自在のテンポを駆使して、移りかわる曲想を見事に表現し尽くしている。シドニー交響楽団もなかなかの力量を示しており、エニグマ変奏曲ともども、アシュケナージ&シドニー交響楽団のエルガーシリーズの中では、最高の名演と言うことが出来よう。SACDならではの高音質も本盤の大きな魅力の一つであり、これまでやや低調であったエルガーシリーズの音質の渇きが漸く癒されたような気がする。

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