天文学者はロマンティストか? 知られざるその仕事と素顔 生活人新書
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ポルツマン | 岩手県 | 不明 | 2010年08月02日
国立天文台に勤める天文ファンの教育学者が書いた天文学の啓蒙書というか広報というか,そういう内容の本です.最初に日本人の天文学者や宇宙物理学者数名の紹介があって,そのあとは天文学・宇宙物理学の概説,その次には宇宙教育,とくに初等教育における現状の問題点や生涯教育としての取り組みなどを述べています. 世間のひとが学者という存在をどう捉えてるのか知りたくて,その手がかりになりそうだと思って買ってみたものの,まあ,この人も結局は内部の人で,しかも天文学者本人ではないぶん余計にステレオタイプな見方で見ているような嫌いがあってやや不満.天文学や宇宙物理学の説明は,専門家でないために言葉の使い方などがちょっと危なっかしい.それから,著者はきっと小学校の理科でもっと天文学を教えるべきだということを主張したかったんだと思いますが,なぜ天文学を学ぶことが大切なのかという説明が足りていない. 結論としては,天文学者全般がどうかは分からないが,“この著者はロマンティストだ!”.0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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