夏と花火と私の死体 集英社文庫
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しおようかん | 千葉県 | 不明 | 2018年12月24日
乙一のデビュー作。殺人を犯し死体の処理に奔走する話だけど、その死体が語り手という異色の作品。表紙やタイトルではライトな内容かと思うかもしれないけど、そんなことなく重厚な伏線やビックリするラストなどとても読みごたえがある1冊。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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M | 所在地 | 不明 | 2009年05月15日
9歳の夏休み、「私」は仲良しの少女に殺された。加害少女とその兄は、「私の死体」を大人たちから隠そうと決意する。こうして幼い兄妹の「私の死体」をめぐる冒険が始まった―兄妹によって隠蔽される「私」の死。許しがたい犯罪なのに、不謹慎だが面白い!兄妹ではなく「私の死体」目線で語られている点もユニークだ。はたして兄妹は無事に死体を隠せるか?不条理で残酷な子供の時間の終焉を美しく描いた乙一の秀作。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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