ビルギット・ニルソン オペラに捧げた生涯
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ピジョンバレー | 東京都 | 不明 | 2011年01月14日
読み始めでは、何やら自慢談の連続のようで鼻白む気もしたが、そのうちどんどん惹き込まれてしまった。カラヤンとの確執も決して陰湿にならず、ユーモアたっぷりに描かれており、あっけらかんとしていて、読んでいて実に楽しい。この本をきっかけにベームと競演した「トリスタンとイゾルデ」を改めて聴き直したが、今までにない感銘を受けた。価格はやや高いが、ニルソンに関心のある方には是非とも読んで欲しい。訳文も見事。訳者の知見の高さが窺われる。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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オペラファン | 横浜市 | 不明 | 2008年10月08日
共演した歌手、指揮者の良い所を素直に認める人格的にも 立派なプリマドンナだったと 思います。興味深かったのは B.クロブチャールのこと。40年程前にNHKのFMの日本の音楽家が好きな指揮者を語る番組で、故大橋国一さんが、クロブチャールについて話されていました。その頃は名前も知らない指揮者で良く分かりませんでしたが、この本を読んで成程と思いました。本書を翻訳して下さった訳者に感謝します。20世紀の偉大な音楽家が亡くなって行くのは寂しいものです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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和愚音裡庵主人 | 西宮市 | 不明 | 2008年09月08日
字数オーバーだったようで、不細工でした。以下のように続きます。 〜オペラ・ファン必読です。 掛け値なしの名著の実現に、 ニルソンの録音を聴くことがよりいっそう楽しみになりました。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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和愚音裡庵主人 | 西宮市 | 不明 | 2008年09月06日
一読、ページをめくるのももどかしく、一気に読了。私にとり最重要のDIVAの、興味尽きない自伝が、適任の訳者を得て、よくぞ翻訳されたものです。とかく陥る自画自賛本に非ず。自分に正直で、かつ公明正大、つとに共演した歌手たちを始め、指揮者や演出家、劇場のスタッフたち全員に、敬意と愛の溢れた記述――DIVAの筆力に感服。活躍されたのが、如何に黄金期であったことか、読んでいて溜息が出ます。どのページからも、音楽が、歌声が聞こえて来ます。文中のカナ表記と巻末の録音一覧に、今一歩精査が望まれますが、これは稀有な一冊として、オペ0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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