交響曲第7、104番 カラヤン&ウィーン・フィル
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遊悠音詩人 | 埼玉県 | 不明 | 2011年04月23日
カラヤンを好きか否かと問われたら「嫌い」と答える側の筆者だが、ウィーン・フィルとの共演でステレオ録音されたものは、後年のベルリン・フィルの華美一辺倒なサウンドとは一味違った魅力があり、大変好ましく思っている。昨今ESOTERICからも復刻されているドヴォ8&ブラ3がとてもよかったので、本盤も入手。じつに立派な演奏に大満足!ベト7は冒頭から、分厚い音にノックアウト!速めのテンポながら忙しくなく、堂々とした風貌であり、ドラマで流行ったような演奏とはまるで対極である。重低音を活かしきったサウンドは、とても1959年収録とは思えないほどで、当時のDeccaの技術力(プロデューサーはカルショウ!)には頭が下がる。ハイドンの104番もこれまた名演で、古楽器主体の軽い演奏が跋扈する中で、全く別次元のスケールである。厚みのある低音に支えられつつ、弦が時折蠱惑的ともいうべき豊潤な音色を出す。さすが往年のウィーン・フィルである。こちらも音質はすこぶる良い。まさに伝説の名演である。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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kuro | 福岡 | 不明 | 2002年02月12日
久し振りにカラヤン/vpoを聴きました。やはり、これぞベートーベンでしょう。特に第2楽章の美しさはウイーン・フィルならでは。昨今、古楽的な演奏が流行っていますが、なんとなく物足らない。それを解消してくれました。ハイドンは文句なしに良い演奏でした!2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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