音盤考現学 片山杜秀の本1
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とある白いうさぎ | 所在地 | 不明 | 2012年01月16日
音盤考現学とは、「音盤」(音楽CD等)を通じて、「現」代社会・文化等を「考」察するという意味らしい。 どの項目も片山氏一流の洗練されたアクロバティックなエッセイを読むことができる。 音盤を純粋な音楽としてのみならず、広い意味で文化の一部をなすと言うことを勘案した時に、それをどの様に語り・享受し・理解するかの一端を示している良著に思われる。 『レコード芸術』に掲載されたコラムの選集なので、通勤・通学中等の片手間にでも読めるのも、うれしい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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にゃおにゃお金 | 市川市 | 不明 | 2008年12月26日
片山さんは私と同学年。同じ時代を生き、同じような「目の付け所」を持っている(?)せいか、デビュー当時から「面白い書き手が出てきた」と思い、密かに支持してきた。単行本が少ないのが不思議でならなかったが、今後に期待したい。まとまった形で読んでみると、この人の「新しさ」「凄さ」がよく分かる。「誰にでも楽しめる」という類の本ではないが、ツボに嵌った時の面白さは比類なし!0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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