音盤考現学 片山杜秀の本1

片山 杜秀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903951041
ISBN 10 : 4903951049
フォーマット
発行年月
2008年02月
日本
追加情報
:
19cm,262,16p
262p B6

商品説明

片山杜秀の本1
音盤考現学
片山杜秀著

音盤(ディスク)に森羅万象を観る男、ファン渇望の音楽論集第1弾。

武満、黛、團、伊福部、西村、細川、川島からブーレーズ、ベリオ、ノーノ、ライヒ、タン・ドゥンまで──

現代音楽の荒野に炸裂する批評の絨毯爆撃!
『レコード芸術』の人気連載、ついに単行本化! 四六・上製・280頁

『レコード芸術』誌上で2000年1月から連載中の名物コラム「傑作!? 問題作!?」の前半50回分を一挙集成! 政治、社会、思想、演劇、芸能……全方位に伸びる好奇心のアンテナは現代音楽になにを聴き取ったのか。日本の音楽シーンを元気にすること間違いなしのケッサク評論が満載!

著者プロフィール 片山杜秀(かたやま・もりひで)

音楽評論家、思想史研究者。1963年仙台生まれ。東京で育つ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。専攻は政治学。著書に『近代日本の右翼思想』(講談社選書メチエ)、共著書に『伊福部昭の宇宙』(音楽之友社)、『日本主義的教養の時代』(柏書房)など。朝日新聞、産経新聞、『レコード芸術』『CDジャーナル』等で音楽評を執筆。『週刊SPA!』に1994年から2003年までコラム「ヤブを睨む」を連載。200枚以上のCDのライナー・ノートを手がけ、またCDレーベル、ナクソスの「日本作曲家選輯」の企画構成を担当。2006年、日本近代音楽研究の業績により、京都大学人文科学研究所から人文科学研究協会賞を受ける。

内容詳細

目次 : (1)西村朗とバブルとオウム / (2)守護聖人バーンスタイン / (3)譚盾と中華幻想 / (4)アムラン・超絶技巧・学歴社会 / (5)武満徹の嘘 / ・・・etc

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音盤考現学とは、「音盤」(音楽CD等)を通...

投稿日:2012/01/16 (月)

音盤考現学とは、「音盤」(音楽CD等)を通じて、「現」代社会・文化等を「考」察するという意味らしい。 どの項目も片山氏一流の洗練されたアクロバティックなエッセイを読むことができる。 音盤を純粋な音楽としてのみならず、広い意味で文化の一部をなすと言うことを勘案した時に、それをどの様に語り・享受し・理解するかの一端を示している良著に思われる。 『レコード芸術』に掲載されたコラムの選集なので、通勤・通学中等の片手間にでも読めるのも、うれしい。

とある白いうさぎ さん | 所在地 | 不明

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片山さんは私と同学年。同じ時代を生き、同...

投稿日:2008/12/26 (金)

片山さんは私と同学年。同じ時代を生き、同じような「目の付け所」を持っている(?)せいか、デビュー当時から「面白い書き手が出てきた」と思い、密かに支持してきた。単行本が少ないのが不思議でならなかったが、今後に期待したい。まとまった形で読んでみると、この人の「新しさ」「凄さ」がよく分かる。「誰にでも楽しめる」という類の本ではないが、ツボに嵌った時の面白さは比類なし!

にゃおにゃお金 さん | 市川市 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しゅん さん

    現代クラシック格好の入門書。楽曲を社会思想、国家思想に引きつけた論は無理があるとしても抜群におもしろく、というか無理があることを承知の上でそれをアイロニーとして機能させて更に刺激的な文章を生み出す技術がすごい。團伊玖磨の交響曲を日本列島改造論と結びつける見立てつけて納得させるなんて普通できないよ。そしてその音楽マニアっぷりがすごい。日本の現代音楽は武満くらいしかまともに聴いてなかったので大変勉強になりました。「音楽の阿呆と鉄道の阿呆は反復嗜好症という共通の病をもっている」というところはひどく納得。

  • amadigi5 さん

    時々読み返したくなる本。 この頃はまだレコゲイを買っていたのもいい思い出。 本が出た時、吉田秀和さんも一気に読んで勉強になった、快著だと称賛していた。 林光(裸の島!)、アイスラー、ロータ、中能島欣一、宮下伸、武満にノルドグレンetc..これだけ素晴らしい人々がぞろぞろ登場する本も珍しい。どのページも楽しい。 ちょっと無理のある捉え方も多少あるが、それも含めて読んでいて愉快。 帯の文句「現代音楽の荒野に炸裂する批評の絨毯爆撃!」(笑)に偽りなしですよ奥さん。

  • ニールキャサディ さん

    凄まじい音楽オタク振りに唖然とする。映画音楽から興味が伸び徐々にクラシックを聴いていったと書いていたが、その拡がりと深まりが尋常ではない。岡田暁生先生が絶賛していて手に取ったが、すっかり片山杜秀の文章に魅了されてしまった。

  • うな坊 さん

    ざっと読んだ。他の人とは違う視点に興味を持った。朝比奈隆の項目で「朝比奈はとても古い人のように思われている。が、じつはあまりに新しかったのではないか。彼ほど日本人であることを克服できた人はいない」に納得。

  • 犬丸#9 さん

    ★★★☆☆ サブカルチャー的視点でメインカルチャーを切ったらこういう本が出来上がる、ということだろうか。  面白かったけれども、どうにも後味が悪いのは、小生自身がサブカルの方に足を突っ込んだクラヲタであるからかもしれない。何かこう、世間での高評価がしっくり来ないのであるな。こういう本に頼らなくてはならないほど、ニホンのクラシック音楽会は貧しいという殊なのかもしれず、やっぱ余り明るい未来はこの中にはないと思うのである。

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人物・団体紹介

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片山 杜秀

1963年、宮城県生まれ。思想史家、音楽評論家。慶應義塾大学法学部教授。専攻は近代政治思想史、政治文化論。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。著書に『音盤考現学』『音盤博物誌』(アルテス・パブリッシング、吉田秀和賞・サントリー学芸賞)、『未完のファシズム』(新潮選書、司馬遼太郎賞)

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